シュツットガルト、RBライプツィヒ撃破 ドイツ杯決勝でビーレフェルトと対戦へ
ドイツ杯(ドイツ国内カップ戦)の準決勝で、シュツットガルトがRBライプツィヒを3-1で破り、3部アルミニア・ビーレフェルトとの決勝進出を決めました。1997年以来となるタイトル獲得が現実味を帯びるなか、その戦いぶりと指揮官セバスティアン・ホーネス監督の躍進が、欧州サッカーの国際ニュースとして注目を集めています。
試合結果:ライプツィヒを圧倒した3-1
試合は水曜日に行われ、ホームのシュツットガルトが終始主導権を握りました。レッドブル社のグローバルサッカー部門トップに就任したユルゲン・クロップが見守るなか、RBライプツィヒは力強いシュツットガルトの前に苦しむ展開となりました。
ゴールを決めたのは、アンジェロ・シュティラー、ニック・ヴォルテマーデ、ジェイミー・レヴェリングの3人。攻守の要となった彼らの得点で、シュツットガルトは危なげなく3-1の勝利を収めています。
「ベルリンへ行く」ホーネス監督の喜び
ドイツ杯の決勝は来年5月、ベルリンで行われます。試合後、セバスティアン・ホーネス監督はドイツの公共放送ZDFのインタビューで「ベルリンへ行きます。信じられません。選手たちは本当に素晴らしい。ベルリンに向かうのは夢でした」と興奮気味に語りました。
ホーネス監督は、決定的なタイミングでゴールを奪い、必要な場面で情熱的な守備を見せたチームを称えています。インタビューを途中で切り上げてピッチを駆け出し、スタンドの熱狂的なサポーターの前でチームとともに写真撮影に加わる姿も印象的でした。
残留争いから躍進 ホーネス体制のストーリー
ホーネス監督がシュツットガルトを率い始めたのは2023年4月。当時クラブは残留争いに巻き込まれる「降格候補」でしたが、その後わずかの期間で一気に上位へと押し上げ、昨季はリーグ戦で2位にまで導きました。
今季はさらにドイツ杯決勝まで到達し、ホーネス監督は「欧州で最も評価の高い若手指揮官の一人」として注目されています。危機的な状況にあったクラブを立て直し、短期間で結果を残したことは、サッカー界におけるマネジメントやリーダーシップの成功例としても語られつつあります。
1997年以来のカップ制覇へ 相手は3部ビーレフェルト
シュツットガルトは、国内リーグ優勝5回、カップ優勝3回を誇る伝統クラブです。ドイツ杯を制したのは1997年が最後で、今回の決勝はおよそ四半世紀ぶりのタイトル獲得のチャンスとなります。
ベルリンでの決勝の相手は、3部所属のアルミニア・ビーレフェルト。ビーレフェルトは前日に行われた準決勝で、ディフェンディングチャンピオンのバイヤー・レバークーゼンを破る大金星を挙げました。実績・戦力の面ではシュツットガルトが「大本命」と見られますが、カップ戦ならではの一発勝負で何が起こるかは分かりません。
決勝で注目したいポイント
決勝の見どころを、いくつか整理しておきます。
- 勢いに乗るシュツットガルトの攻撃陣が、格下と見られるビーレフェルトの守備をどう崩すか。
- 前回王者を倒したビーレフェルトが、再びジャイアントキリング(格上撃破)を起こせるか。
- 降格争いからタイトル争いへとクラブを導いたホーネス監督が、プレッシャーのかかる決勝でどのような采配を見せるか。
ドイツ杯は、強豪クラブだけでなく下部リーグのクラブにも脚光が当たる大会です。シュツットガルト対ビーレフェルトという顔合わせは、サッカーの「番狂わせ」と「再生」の物語が同時に詰まったカードとも言えます。来年5月のベルリンで、どのようなドラマが生まれるのか注目していきたいところです。
Reference(s):
cgtn.com








