中国のブユンチャオコーテ、モンテカルロ・マスターズ本戦入り
中国の男子テニス選手ブユンチャオコーテが、フランスで行われたモンテカルロ・マスターズ予選でスペインのアルベルト・ラモス=ビノラスをストレートで下し、自身初となるATPマスターズ1000大会の本戦出場を決めました。国際テニスシーンで存在感を高める中国勢にとっても、象徴的な一勝となりそうです。
元決勝進出者を6-4、6-4で撃破
試合はフランス南東部ロクブリュヌ=カップ=マルタンで、現地時間の日曜日に行われました。ブユンチャオコーテは、2017年にモンテカルロ・マスターズの決勝に進出した実績を持つラモス=ビノラスを6-4、6-4のストレートで破り、モンテカルロ・マスターズ男子シングルス本戦の切符を手にしました。
第1セットは、両者がそれぞれ最初の2つのサービスゲームをキープし、序盤は2-2と互角の展開でした。そこからブユンチャオコーテが4ポイント連取でブレークに成功し、ゲームカウント4-2とリードを広げて流れをつかむと、その勢いのまま6-4で先取しました。
第2セットはさらにオープンな展開となりました。互いに相手の第2ゲームをブレークし合い、一進一退の攻防が続きます。その中でブユンチャオコーテは、この試合3度目となるブレークを奪って3-2とリード。直後のサービスゲームを守って4-2と突き放し、最終的に6-4でセットを取りきりました。
ATPマスターズ1000本戦はキャリア初
今回の勝利により、ブユンチャオコーテは自身のキャリアで初めてATPマスターズ1000クラスのクレーコート大会本戦に進みます。ATPマスターズ1000は、男子プロテニスツアーの中でもトップレベルの位置づけとされるシリーズで、本戦入りは世界の一線級プレーヤーと同じ舞台に立つことを意味します。
中国の男子選手がヨーロッパの伝統あるクレーコート大会で本戦に名を連ねることは、国際テニスにおける中国勢の台頭を示す出来事とも言えます。アジアのテニスファンにとっても、四大大会以外の国際大会で中国選手の活躍が見られる機会が増えていることは、ツアー全体をより身近に感じさせる材料となりそうです。
ブユンチャオコーテにとっての意味
- 高い格付けの大会で本戦の経験を積める
- ランキングや今後の出場機会に好影響が期待される
- クレーコートでの戦術やフィジカル面の手応えを確認できる
本戦初戦は第13シード、ムセッティと対戦
モンテカルロ・マスターズ本戦デビュー戦で、ブユンチャオコーテは第13シードのロレンツォ・ムセッティ(イタリア)と対戦します。ツアーで実績を重ねるシード選手との顔合わせとなり、予選からの勢いを本戦でも発揮できるかが注目されます。
クレーコートはラリーが長くなりやすく、メンタルとフィジカルの両面でタフさが求められます。ラモス=ビノラス戦で見せたような、重要なゲームでの集中力とリターンの鋭さをどこまで維持できるかが、ムセッティ戦の鍵になりそうです。
国際ニュースとしての視点:アジア発のテニスストーリー
テニスのトップシーンでは、これまで欧米や一部の国の選手が注目を集めてきましたが、近年はアジアの選手たちも着実に存在感を増しています。中国のブユンチャオコーテがモンテカルロ・マスターズ本戦に進出した今回のニュースは、その流れを象徴する一つのエピソードと言えるでしょう。
日本から国際ニュースとしてテニスを見るとき、単なる試合結果以上に、「どの地域からどんな選手が台頭しているのか」という視点を持つことで、スポーツを通じた世界の変化がより立体的に見えてきます。本戦でのブユンチャオコーテのプレーは、その一つのヒントになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








