クリスティアーノ・ロナウドが2発、アル・ナスル逆転勝利
サウジ・プロリーグの最新試合で、クリスティアーノ・ロナウドが2得点を挙げてアル・ナスルを逆転勝利に導きました。ホームで行われたアル・リヤド戦は、世界的スターの決定力が改めて示された一戦となりました。
試合の概要:ホームで許した先制点からの逆転
試合はアル・ナスルのホームで行われ、先にスコアを動かしたのはアウェーのアル・リヤドでした。前半終了間際、アル・リヤドは攻撃のチャンスからシュートを放ち、アル・ナスルの守護神ベントがいったんはセーブしますが、そのこぼれ球にウイングのファイズ・セレマニが素早く反応。リバウンドを押し込んで0対1とし、アル・リヤドがリードして前半を終えました。
しかし後半は流れが一変します。アル・ナスルはギアを上げ、主導権を握る中でロナウドが試合をひっくり返していきました。
ロナウドの2ゴール、その中身
同点弾はマネとの連係から生まれた冷静な一撃
後半、まず試合を振り出しに戻したのはロナウドの冷静なフィニッシュでした。サディオ・マネが右サイドから巧みなクロスを送り込み、そのボールにロナウドが反応。難しいコントロールを必要としない場面で、確実にゴールへ流し込み、スコアを1対1としました。
このゴールは、マネとの連係が噛み合った形でもあり、世界トップレベルの攻撃陣がそろうアル・ナスルの強みを象徴するシーンだったと言えます。
決勝点はトップコーナーを射抜く鮮烈ボレー
同点に追いついた直後、ロナウドはさらに鮮烈な一撃でスタジアムを沸かせます。ペナルティーエリア内にこぼれたボールに素早く反応すると、ためらうことなく右足を一閃。ボレーシュートは美しい弾道を描いてゴール右上のコーナーに突き刺さり、2対1と逆転に成功しました。
技術の確かさだけでなく、一瞬の判断と思い切りの良さが凝縮されたこのゴールは、この試合のハイライトと言える場面でした。
終盤のヒヤリと、逃げ切り勝利
アル・ナスルは追加点のチャンスも作りました。後半アディショナルタイムには、ロナウドが味方のジョン・ドゥランを生かすパスを供給しますが、ドゥランのシュートはクロスバーの上へ。それが決まっていれば試合を決定づける3点目となる場面でした。
その直後、今度はアル・リヤドが反撃に出ます。途中出場のエネス・サリがカーブをかけたシュートを放ち、ゴールポストを直撃。わずかに枠を外れたことで、アル・ナスルは辛くも失点を免れました。
最後は守備陣が集中力を切らさずに対応し、スコアはそのまま2対1。アル・ナスルがホームで貴重な勝ち点3をつかみました。
リーグ17勝目で3位キープ 首位アル・イティハドを追走
この勝利は、アル・ナスルにとって今季リーグ17勝目となりました。チームは現在3位につけており、首位のアル・イティハドとは勝ち点8差で追いかける状況です。
直接対決ではなくとも、こうした取りこぼしのできない試合で確実に勝ち点3を積み上げることが、タイトルレースに踏みとどまる条件になります。その意味で、ロナウドの2ゴールによる逆転劇は、単なる一勝以上の重みを持っていると言えます。
この試合から見えるアル・ナスルとロナウドの現在地
今回の試合から、いくつかのポイントが見えてきます。
- ロナウドは依然としてペナルティーエリア内で圧倒的な決定力を発揮していること
- マネやドゥランら攻撃陣との連係が、試合を動かす重要な要素になっていること
- 終盤のピンチを含め、試合を通してのゲームマネジメントにはまだ改善の余地があること
それでも、ビハインドから試合をひっくり返し、プレッシャーのかかる時間帯を乗り切った経験は、チーム全体の自信につながります。サウジ・プロリーグでのアル・ナスルとロナウドの戦いは、今後も国際サッカーファンの注目を集め続けそうです。
Reference(s):
Ronaldo shines with brace in Al-Nassr's comeback win against Al-Riyadh
cgtn.com








