マレーシアeスポーツ選手Stormieが語る 中国とのゲーム文化交流 video poster
マレーシアのeスポーツ選手「Stormie」が、中国発のゲーム「Mobile Legends: Bang Bang(MLBB)」を通じた文化交流の経験と、中国で競技することへの期待を語りました。ゲームが若者の国際交流のプラットフォームになりつつある現状を映し出しています。
若者の国際交流に広がるeスポーツの役割
近年、eスポーツは世界の若い世代のあいだで、文化交流の新しいかたちとして存在感を増しています。オンラインでつながるゲームタイトルは、国や地域を超えて同じルールと世界観を共有できるため、「国際ニュース」でも取り上げられるほどの社会的な広がりを見せています。
- eスポーツが国境を越えたコミュニケーションの場になっている
- 中国発のタイトルが各国の若者文化の一部になっている
- プロ選手の経験が、その交流のリアルな姿を伝えている
中国発eスポーツタイトル「MLBB」、マレーシアで国民的人気に
その象徴的な存在のひとつが、中国のゲーム会社Moontonが開発したeスポーツタイトル「Mobile Legends: Bang Bang(MLBB)」です。マレーシアでは国民的なお気に入りのゲームとなっており、中国のeスポーツが世界に広がる代表例とされています。
国民的なお気に入りのゲームとなったことで、マレーシアの多くの人にとって、日常的に楽しむ「中国発コンテンツ」のひとつにもなっていると考えられます。
マレーシアチームSRGのミッドレーナー「Stormie」
こうした流れのなかで、「MLBB」を競技としてプレーするプロ選手たちも現れています。マレーシアのeスポーツチームSRGでミッドレーナー(中央レーンを担当するポジション)を務めるのが「Stormie」です。ミッドレーナーは、攻撃と守りのバランスを取りながら試合の流れをつくる、チームの要ともいえる役割です。
中国の国際ニュースチャンネルCGTNのスポーツ番組「CGTN Sports Scene」では、キャスターのGreg Laffradiさんが「Stormie」にインタビューし、中国とのゲームを通じた文化交流について話を聞きました。
ゲームを通じた中国との文化交流
インタビューのなかで、「Stormie」は、中国とのゲームベースの文化交流に関する自身の経験を共有しました。オンラインで同じタイトルをプレーすることで、国や地域が異なっても、共通のルールや目標を通じてつながることができます。
オンライン対戦や大会の場では、英語をはじめとした共通言語や、ゲーム内のスタンプ、戦術の選択などが、プレーヤー同士の「コミュニケーション手段」として働きます。「Stormie」が語った経験は、こうした交流の積み重ねが、若い世代のあいだに自然な相互理解を生み出していることを示していると言えるでしょう。
中国でプレーする未来への期待
「Stormie」はまた、将来、中国で競技に参加する機会を得ることを強く楽しみにしていると語りました。中国で実際に試合を行うことは、オンライン上のやり取りにとどまらず、現地の文化や観客の雰囲気を肌で感じる貴重な機会になります。
中国の会場でプレーすることは、選手としての挑戦であると同時に、これまで画面越しに対戦してきたプレーヤーやファンと直接出会う機会でもあります。そこから新しい友情や共同プロジェクトが生まれる可能性もあります。
私たちがこのニュースから考えたいこと
マレーシアの選手「Stormie」と中国との交流は、ゲームが「ただの娯楽」を超えつつあることを、わかりやすく示しています。国境を越えたeスポーツの広がりは、日本に住む私たちとも無関係ではありません。
- ゲームは単なる遊びなのか、それとも新しい「文化外交」の一つなのか
- 言葉が完璧に通じなくても、共通のルールと目標があれば協力できるのか
- 日本のプレーヤーやチームは、どのように国際的な舞台につながっていけるのか
仕事や学業の合間にプレーしているゲームも、視点を少し変えてみると、世界のどこかの誰かとゆるやかにつながる入り口になっているのかもしれません。そんなことを考えながら、次のニュースや試合結果を追いかけてみるのもおもしろそうです。
Reference(s):
TALK SPORTS: Malaysian esports player "Stormie" on cultural exchanges
cgtn.com








