ロナウドの優勝争いに痛手 アル・ナスル、アル・カディシアに2-1敗戦
ロナウドの優勝争いに痛手 アル・ナスル、アル・カディシアに2-1敗戦
サウジ・プロリーグで優勝を狙うクリスティアーノ・ロナウド所属のアル・ナスルが、アウェーでアル・カディシアに2-1で敗れました。残り6試合の段階で首位アル・イティハドとの差は8ポイント。ロナウドの「初のサウジ・プロリーグ制覇」への道のりは、一気に険しくなっています。
試合の流れ:先制され、追いつきながらも終盤に失点
試合は金曜日に行われ、立ち上がりから互いにチャンスを作る展開となりましたが、先にスコアを動かしたのはホームのアル・カディシアでした。
- 前半35分:ピエール=エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が鋭いシュートを放ち、アル・ナスルのゴールキーパーが一度はセーブ。
- しかしこぼれ球にトゥルキ・アル=アマル(Turki Al-Ammar)が素早く反応し、押し込んでアル・カディシアが先制。
アル・ナスルはその後もボールを支配しながら同点ゴールを狙い続け、終盤にようやく追いつきます。
- 84分:サディオ・マネ(Sadio Mane)がゴールを決め、1-1の同点に。アル・イティハドとの差を5ポイントに縮める可能性が一気に高まりました。
しかし、その喜びは長く続きませんでした。
- 87分:再びオーバメヤンが見せ場を作り、今度はヘディングで勝ち越しゴール。アル・カディシアが2-1とし、そのまま逃げ切りました。
勝点差「8」、残り「6試合」が意味するもの
この敗戦により、アル・ナスルはサウジ・プロリーグで3位のまま。首位アル・イティハドとは勝点8差で、シーズンは残り6試合となっています。数字だけを見ても、優勝争いはかなり厳しい状況と言えます。
さらに重いのは、前日にアル・イティハドがアル・ファテフに0-2で敗れていたという事実です。本来であれば、アル・ナスルにとっては差を5ポイントに縮められる絶好のチャンスでした。それを生かせなかったことが、精神的にも大きな痛手になりそうです。
一方、勝利したアル・カディシアはこの結果で5位につけています。上位クラブを相手に勝点3を積み上げたことで、今季のサウジ・プロリーグにおける台風の目の一つとして存在感を示しました。
ロナウドにとっての「初タイトル」へのプレッシャー
記事の元となった情報によれば、ロナウドにとってこれはサウジ・プロリーグでの初優勝を懸けたシーズンです。その希望に「大きな打撃」と表現されるほど、この一戦は重要でした。
ロナウドは、欧州のトップクラブで数々のタイトルを獲得してきたスター選手です。その彼が新たな舞台でタイトルをつかめるかどうかは、国際サッカーファンにとっても注目ポイントとなっています。だからこそ、残り6試合での逆転劇があるのかどうか、ここからの一戦一戦の意味合いはより重くなります。
試合が映し出したアル・ナスルの課題
この試合展開からは、アル・ナスルのいくつかの課題も見えてきます。
- 試合の入り方:先制点を許す試合が続くと、常に追いかける展開となり、選手の消耗や精神的な負担も大きくなります。
- 流れをつかんだ直後の対応:マネの同点弾で勢いが出た直後に失点したことは、集中力や守備の組織に改善の余地があることを示しています。
- チャンスの活かし方:首位チームが前日に敗れていた状況を結果につなげられなかった点は、シーズン全体の流れを左右しかねないもったいない取りこぼしでした。
こうした課題をどこまで短期間で修正できるかが、残り試合でのアル・ナスルの巻き返しのカギとなりそうです。
アル・カディシアの粘りとオーバメヤンの存在感
勝利したアル・カディシア側にも注目すべきポイントがあります。先制点のきっかけとなるシュートと、決勝点となるヘディングを決めたオーバメヤンは、試合を決める「違い」を示しました。
また、同点に追いつかれた後も崩れることなく、すぐに勝ち越し点を奪い返したメンタリティは、上位陣相手の試合で重要な武器になります。5位につけるアル・カディシアが、今後どこまで順位を上げてくるのかも要チェックです。
残り6試合の見どころ:優勝争いと上位争い
サウジ・プロリーグの今季終盤戦は、次のようなポイントに注目が集まりそうです。
- アル・ナスルの逆転は現実的か:残り6試合をほぼ落とせない状況で、どこまで勝ち点を積み重ねられるのか。
- 首位アル・イティハドの失速はあるか:すでにアル・ファテフに敗れているだけに、さらなる取りこぼしがあるかどうか。
- アル・カディシアの上位食い:強豪相手に勝利した勢いをどこまで維持できるか。
ロナウド、マネ、オーバメヤンといった世界的スターがプレーするサウジ・プロリーグは、国際サッカーファンにとっても見逃せないリーグになりつつあります。今回のアル・ナスル対アル・カディシア戦は、その「一試合がシーズン全体を左右しうる」という緊張感を象徴するゲームとなりました。
首位との勝点差8、残り6試合という厳しい条件の中で、ロナウドとアル・ナスルはどのような答えをピッチで示すのか。ここからの一戦一戦が、サウジ・プロリーグの歴史に刻まれるドラマになるかもしれません。
Reference(s):
Ronaldo's title hopes suffer major blow as Al Nassr lose to Al Qadsiah
cgtn.com








