CBAプレーオフ:遼寧が新疆を圧倒、青島は広厦に辛勝
中国バスケットボール協会(CBA)のプレーオフで、3連覇中の遼寧フライングレオパーズが新疆フライングタイガースを101-79で破り、シリーズ3勝0敗のスウィープで準決勝進出を決めました。同じラウンドでは、青島が広厦に僅差で勝利し、接戦をものにしています。
遼寧が新疆を101-79で圧倒、3連勝スウィープ
三度の連覇中という「王者」の立場でこのCBAプレーオフに臨んでいる遼寧フライングレオパーズは、新疆フライングタイガースとの準々決勝で、その力を改めて示しました。金曜日に行われた一戦は101-79と22点差の大勝となり、遼寧がシリーズを3勝0敗で終わらせています。
この勝利によって、遼寧はCBAプレーオフの準決勝進出を11年連続で達成しました。プロスポーツの世界で10年以上にわたり毎シーズン4強入りを続けるのは簡単ではなく、チームの継続性と組織力の高さを象徴する数字と言えます。
- 試合結果:遼寧 101-79 新疆
- シリーズ成績:遼寧の3勝0敗(スウィープ)
- プレーオフ準決勝進出は11シーズン連続
「王朝」チームとしての完成度
遼寧の強さの背景には、守備からリズムをつくるスタイルと、長年積み上げてきたメンバー構成や戦術の共有があります。大差の試合であっても集中を切らさず、40分間を通してゲームプランを遂行できる点が、プレーオフのような短期決戦では特に生きてきます。
また、3連覇中でありながらも慢心を感じさせず、一戦一戦を丁寧に戦う姿勢が、11年連続準決勝という結果につながっていると見ることもできます。今後のラウンドでも、相手にとっては最も倒したい存在であると同時に、最も隙の少ないチームになりそうです。
青島が広厦に辛勝、接戦を制す
同じくCBAプレーオフでは、青島が広厦を相手に接戦を制し、シリーズの中で貴重な白星をつかみました。詳細なスコアは明らかにされていないものの、「辛勝」と表現される通り、最後まで勝敗の行方が分からない緊張感の高いゲームだったことがうかがえます。
プレーオフでは、実力差が小さいカードほど、試合終盤のわずかな判断やシュートの成否が結果を左右します。青島にとって、この勝利は単なる1勝以上に、チームとして「接戦を勝ち切れる」という自信をもたらすものになりそうです。
広厦にとっての学びと次戦への課題
一方で、惜敗した広厦にとっても、このゲームは次につながる材料を多く残したと考えられます。わずかな差で勝負が決した試合だからこそ、終盤のゲームマネジメントやリバウンド、ファウルコントロールなど、細部を振り返ることで成長のポイントが見えてきます。
シリーズはまだ続き、修正のチャンスも残されています。プレーオフの長い戦いの中で、こうした「紙一重の敗戦」をどう糧にできるかが、青島との再戦や今後のシーズンを左右していくでしょう。
CBAプレーオフの構図と、アジアバスケへの波及
今回の遼寧と新疆のシリーズ、そして青島と広厦の接戦は、中国のプロバスケットボールであるCBAの競争レベルの高さを改めて示しています。3連覇中の強豪が危なげなく勝ち上がる一方で、他のカードでは僅差のゲームが続き、アップセット(番狂わせ)の可能性も常に存在します。
アジアのバスケットボール全体で見ても、CBAは重要なリーグの一つです。そこで活躍する選手やチームのスタイルは、日本のファンにとっても参考になる点が多くあります。例えば、フィジカルの強さを前面に出した守備や、速いトランジション(攻守の切り替え)などは、国際大会でも鍵となる要素です。
日本のファンが注目したいポイント
- 遼寧が連覇をどこまで伸ばすのかという「王朝」の行方
- 青島や広厦のようなチームが、強豪相手にどこまで食い込めるか
- アジア全体のクラブバスケの中で、CBAの戦い方がどのような位置づけになるのか
日本からCBAプレーオフを追いかけることは、単に中国のバスケットボールニュースを知るだけでなく、アジアのバスケットボール全体の流れをつかむ手がかりにもなります。今後の準決勝、そして決勝に向けて、遼寧の「王朝」がどのような物語を紡いでいくのか注目が集まりそうです。
Reference(s):
Liaoning crushes Xinjiang, Qingdao edges Guangsha in CBA Playoffs
cgtn.com








