ラ・リーガ日本語ニュース:バルベルデ土壇場弾でレアルがビルバオ撃破
スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)で現地日曜日、レアル・マドリードがホームでアスレティック・ビルバオを1-0で下しました。後半アディショナルタイムに飛び出したフェデリコ・バルベルデの豪快なボレー弾が、バルセロナ追走を続ける貴重な勝ち点3をもたらしました。欧州サッカーの国際ニュースの中でも、注目度の高い一戦となりました。
バルベルデの土壇場ボレー、バルサとの差は勝ち点4のまま
レアル・マドリードは、今週半ばのUEFAチャンピオンズリーグでアーセナルに敗れて大会から姿を消した直後の一戦でしたが、そのショックからすぐに立ち直ってみせました。
試合はアスレティック・ビルバオの粘り強い守備に苦しめられ、スコアレスのまま時計は90分を経過。ところが後半アディショナルタイム3分、相手のクリアボールに反応したバルベルデが、ペナルティーエリア外から右足ボレーを叩き込み、ゴール右上隅に突き刺しました。
このゴールでレアルは1-0の勝利。勝ち点を69に伸ばし、首位バルセロナとの勝ち点差4をキープしました。また、前日にラス・パルマスに0-1で敗れたアトレティコ・マドリードに対しては、勝ち点6差をつけています。
大幅ローテのアスレティック、規律ある守備で善戦
直前にヨーロッパリーグ準決勝進出を決めたアスレティックは、この日は主力を入れ替えた大幅なローテーションで試合に臨みました。それでも守備ブロックは終始集中を切らさず、レアルの攻撃を90分間ほぼ完璧に封じ込めます。
一方で、攻撃面では決定機をほとんど作れず、カウンターも単発にとどまりました。それでも終了間際までスコアレスドローの可能性を残した粘りは、リーグ戦とヨーロッパリーグの両立を目指すチームの底力を示すものと言えます。
ビニシウスのゴールはVARで取り消し
試合の均衡を最初に破ったかに見えたのはレアルでした。後半34分、ビニシウス・ジュニオールが低いシュートをゴールに流し込みますが、この得点はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定により取り消されます。
リプレー検証の結果、ビルドアップの場面でエンドリッキがオフサイドポジションにいたとされ、先制点は幻に。スタジアムには落胆の空気が漂いましたが、最終的にはバルベルデの一撃で歓喜に変わりました。
ベリンガムの決定機をウナイ・シモンが阻止
前半は大きな見せ場が少なかったものの、後半に入るとレアルが徐々にチャンスを増やします。最初のビッグチャンスは後半開始から約15分後(60分前後)、ジュード・ベリンガムの至近距離からのヘディングシュートでした。
しかし、ここはアスレティックの守護神ウナイ・シモンが驚異的な反応でセーブ。ゴール右下を狙ったヘディングを片手で弾き出し、スコアレスの状況を保ちました。このプレーが、その後のアスレティックの粘りを支える大きなポイントになりました。
クルトワが語るバルベルデの破壊力
決勝ゴールを決めたバルベルデのシュートについて、レアルの守護神ティボー・クルトワは試合後、特別な才能だと強調しました。
クルトワは「フェデにはとても特別で、非常に良いシュートがある。昨日の練習でも、一度は外れると思ったボールが急に曲がってゴールに向かった。速くて、鋭くて、力強い。彼は練習で週に1、2本はああいうシュートを決めている。だからこそ、ずっとシュートを打てと言い続けてきた」と語っています。
チームメートからも背中を押されてきたバルベルデが、その期待に応える形でリーグ戦の大一番を決めた試合となりました。
アスレティック「よく守ったが、ベルナベウは難しい」
敗れたアスレティック側も、内容そのものには手応えを感じているようです。アレックス・ベレンゲルは試合後、「よくプレーできたし、最後まで守り抜いた。ただ、ここがベルナベウでのレアル・マドリードの怖さだということも分かっている。チームはよく応えたと思うし、誰が出てもいいプレーができている。でも、彼らは偉大なチームで、何度も自陣のペナルティーエリア内に押し込まれてしまい、最後は難しくなった」と振り返りました。
この敗戦でアスレティックは勝ち点57のまま。順位は4位を維持していますが、上位との勝ち点差を縮めるチャンスを逃した形となりました。
タイトル争いと上位争いの行方
今回の勝利により、レアル・マドリードは首位バルセロナを追う体勢を保ちつつ、3位アトレティコ・マドリードとの差を広げました。欧州カップ戦では悔しい結果に終わったものの、国内リーグではまだタイトル獲得の可能性をしっかりと手元に残していると言えます。
一方のアスレティックは、ヨーロッパリーグ準決勝という大舞台を控えながら、リーグ戦でも上位を守る二正面作戦を続けることになります。選手起用やコンディション管理がますます重要になりそうです。
同日に行われたその他の試合結果
同じくスペイン1部リーグでは、日曜日に以下の試合も行われました。
- オサスナ 3-2 レアル・バリャドリード
- ビジャレアル 2-2 レアル・ソシエダ
- セビリア 1-1 アラベス
上位争いだけでなく、中位や下位のクラブにとっても、1試合ごとの勝ち点がシーズンの流れを左右し得る局面が続いています。ラ・リーガの行方から、今後も目が離せません。
Reference(s):
cgtn.com








