ボストンマラソン男子はコリル、女子はロケディが制す 兄弟優勝の快挙
ボストンマラソン男子はジョン・コリルが制す
今年のボストンマラソラソン男子で、ケニアのジョン・コリル選手が優勝しました。序盤で転倒するアクシデントに見舞われながらも、最終的に2時間04分45秒でゴールし、力強いレース運びを見せました。
コリル選手はレース中盤を過ぎたおよそ34キロ地点でスパートをかけ、そのまま先頭を譲ることなくフィニッシュしました。後続との差は一時、約1分にまで広がり、他の選手たちは追走と表彰台争いの両方を強いられる展開となりました。
兄ウェズリーに続く栄冠、大会初の「兄弟優勝」
ジョン・コリル選手の快挙には、もう一つの意味があります。兄のウェズリー・コリル氏も、2012年のボストンマラソンで初出場ながら優勝しており、今回の結果により、ボストンマラソン史上初めて兄弟、あるいは親族同士が優勝者となりました。
ジョン選手は「ボストンで優勝することを目標にしていて、兄にも勝つと約束していた」と語っています。兄の足跡を追いかけながら、それを受け継ぎ、さらに更新するような形でつかんだタイトルと言えます。
女子はシャロン・ロケディがコース新記録、オビリを破る
女子では、同じくケニアのシャロン・ロケディ選手が優勝し、新たなコースレコード(大会記録)を打ち立てました。ロケディ選手は、前回大会のチャンピオンであるヘレン・オビリ選手を抑えてトップに立ち、注目の一戦を制しました。
防衛を目指したオビリ選手に対し、ロケディ選手は落ち着いたレース運びで応じ、最終的には実力でねじ伏せた形となりました。女子レースでもケニア勢の層の厚さが改めて示されたと言えます。
男子表彰台、タンザニアとケニア勢が激戦
男子の2位には、タンザニアのアルフォンス・フェリックス・シンブ選手が入りました。シンブ選手は2017年に世界大会で銅メダルを獲得した経験を持つ実力者で、今回もその安定感を示しました。
タイムは2時間05分04秒で、3位に入ったケニアのシブリアン・コトゥト選手を写真判定という僅差で振り切りました。最後まで順位の入れ替わりがあり得る緊迫したフィニッシュで、観客を大いに沸かせました。
東アフリカ勢の強さと、人間ドラマとしてのマラソン
今回のボストンマラソンは、男子上位3人がケニアとタンザニアの選手で占められ、長距離界での東アフリカ勢の存在感をあらためて印象づける結果となりました。
一方で、スタート直後の転倒から立て直し、兄との約束を胸に優勝を勝ち取ったジョン・コリル選手の物語や、防衛を目指したヘレン・オビリ選手に挑み、新記録でタイトルを奪ったシャロン・ロケディ選手の挑戦は、単なる記録以上の人間ドラマとして、多くの人の心に残りそうです。
マラソンは、記録や順位だけでなく、そこに至るまでの準備、レース中の判断、逆境をどう乗り越えるかといったプロセスが濃く表れる競技です。通勤中やスキマ時間にこうした国際スポーツのニュースに触れながら、自分自身の挑戦や日々の走り方を重ね合わせてみるのも一つの楽しみ方ではないでしょうか。
SNSで語りたくなるポイント
- 大会史上初となる「兄弟優勝」というストーリー
- スタート直後の転倒から、2時間04分台での優勝に立て直したレース運び
- 女子レースでのコース新記録と、前回王者との直接対決
- ケニア・タンザニア勢が上位を占めた東アフリカ勢の強さ
国際ニュースやスポーツの話題は、家族や友人、職場でのちょっとした会話のきっかけにもなります。今回のボストンマラソンの結果も、「どの選手のストーリーに一番心を動かされたか」をめぐって、SNSや日常の場で共有してみる価値のあるニュースと言えそうです。
Reference(s):
Korir wins men's Boston Marathon, Lokedi sets new course record
cgtn.com








