オルモ弾でバルサが首位キープ ラ・リーガ優勝争いでレアルを7ポイント差に
2025年のスペイン1部リーグ、ラ・リーガの優勝争いは終盤戦に入りました。火曜日に行われたバルセロナ対マジョルカ戦では、ダニ・オルモの決勝ゴールでホームのバルセロナが1対0で勝利し、タイトル獲得へ大きな前進を見せました。
オルモが後半開始直後に決めた決勝点
ホームのバルセロナは、マジョルカを迎えた一戦で試合開始から主導権を握りましたが、前半は相手GKレオ・ロマンの好守に阻まれ、ゴールを奪えませんでした。
均衡が破れたのは後半のキックオフ直後でした。ダニ・オルモがペナルティーエリア内の狭いスペースでボールを受けると、素早いターンから左足を一閃。相手DFが寄せるより早く低いシュートをゴール左隅に突き刺し、この試合唯一の得点となりました。
主力温存でも内容で圧倒したバルセロナ
バルセロナのハンジ・フリック監督は、その当時、土曜日に予定されていたコパ・デル・レイ決勝のレアル・マドリード戦を見据え、複数の主力をベンチスタートとする決断をしていました。それでもチームはポゼッション(ボール保持)で相手を上回り、試合を通して多くのチャンスをつくりました。
一方のマジョルカは、GKレオ・ロマンが最後まで集中力を切らさず、再三の好セーブでバルセロナの攻撃をしのぎ続けました。スコア以上に一方的な内容だったと言えるものの、オルモの一発が生まれるまでバルセロナにとっては決して楽な時間帯ではありませんでした。
勝ち点76でレアルに7ポイント差、残り5試合
この勝利により、試合終了時点でバルセロナは勝ち点76とし、ラ・リーガの首位を堅持しました。2位レアル・マドリードとの勝ち点差は7に広がっています。
リーグ戦は残り5試合。この時点でレアルは1試合未消化で、次戦でヘタフェとのアウェーゲームに臨む予定でした。結果次第では勝ち点差が縮まる可能性もあり、優勝争いはまだ予断を許さない状況です。
一方、敗れたマジョルカは勝ち点44のままですが、7位を維持し、ヨーロッパリーグ(欧州リーグ)出場権争いのポジションを保っています。
コパ・デル・レイ決勝と二冠へのプレッシャー
コパ・デル・レイ決勝を控えていたバルセロナにとって、このマジョルカ戦は「落とせないが、無理もさせられない」難しい一戦でした。主力を一部温存しながらも勝ち点3を確保できたことは、メンバーの層の厚さとチーム全体の成熟度を示していると言えます。
リーグ優勝争いで一歩リードしつつ、カップ戦のタイトルも狙うバルセロナは、選手起用やコンディション管理の難しさと向き合わざるを得ません。ローテーションをしながらも勝ち切れたこの試合は、シーズン終盤の二冠(リーグとカップ)に向けた大きな試金石となりました。
試合から読み解く3つのポイント
- ダニ・オルモは狭いスペースでの判断力と決定力を証明し、攻撃のキーマンとしての存在感を示しました。
- ハンジ・フリック監督は主力温存と勝利を両立させ、選手層の活用と戦術的な柔軟性を示しました。
- レオ・ロマンの活躍が象徴するように、上位進出を狙うクラブにとって守護神の出来が勝ち点を左右することが改めて浮き彫りになりました。
ラ・リーガの優勝争いだけでなく、ヨーロッパリーグ出場権争いも含めて、2025年シーズンのスペインサッカーは最後まで目が離せない展開となりそうです。日本から国際ニュースとしてラ・リーガを追うファンにとっても、一つ一つの試合結果が物語を動かしていくプロセスそのものが大きな見どころと言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








