中国19歳センター・ヤン・ハンセン、2025年NBAドラフト入りを正式表明
19歳センター、ヤン・ハンセンが2025年NBAドラフトに挑戦
中国の若手センター、ヤン・ハンセン(19)が土曜日、2025年NBAドラフトにエントリーする決断を正式に明らかにしました。中国バスケットボール界からNBAを目指す新たな有望株の登場として、国際ニュースとしても注目されています。
身長2.18メートルのヤンは、「人生で最も重要な決断。もっと大きな舞台で自分を試したい」と語り、これまでの経験が挑戦への自信につながったと強調しました。
「人生で最も重要な決断」―本人が語る挑戦の理由
ヤンはインタビューで、2年前に出場したFIBA U19男子バスケットボールワールドカップを転機として挙げています。当時、同世代の世界トップ選手たちと対戦したことで、「自信がつき、もっと高いレベルを目指したいという思いが強くなった」と振り返ります。
さらに昨年には、中国代表としてNBAサマーリーグにも参加しました。この経験について、ヤンは「非常に重要な経験だった」と述べ、NBAに近い環境でプレーしたことが、今回の決断を後押ししたとしています。
CBAで頭角を現した2.18メートルのビッグマン
国内リーグであるCBA(中国バスケットボール協会リーグ)では、ヤンは既に主力としての存在感を示してきました。2024-25シーズンのレギュラーシーズンでは、1試合平均16.6得点、10.5リバウンド、3アシスト、1スティールに加え、リーグトップとなる平均2.6ブロックを記録しています。
この活躍が評価され、ヤンはオールCBAファーストチームに選出されたほか、2年連続で「トップ・ヤング・ライジングスター(最優秀若手)」にも選ばれました。さらにオールスターゲームではスターターにも選ばれ、期待の若手から「リーグを代表するセンター」の一人へと成長しつつあります。
プレーオフと代表デビューで示した勝負強さ
今季のCBAプレーオフでは、ヤンは所属する青島イーグルスをベスト8へと導きました。シリーズは5戦方式の中で、トップシードの広厦ライオンズを相手に2勝3敗と接戦を演じ、最後は惜しくも敗退しましたが、大舞台でのパフォーマンスは高く評価されています。
代表レベルでも、ヤンは既にインパクトを残しています。2024年2月のFIBAアジアカップ予選では、中国のシニア代表としてデビューし、モンゴル戦で19分間の出場ながら13得点と4アシストを記録。80対49の快勝に大きく貢献しました。得点力だけでなく、周囲を生かすパスセンスも評価ポイントとなっています。
米エージェントとの契約とNBAへの準備
ヤンは今年1月、NBAのスター選手を多く抱えることで知られるエージェンシー、クラッチ・スポーツ・グループと契約しました。彼の国内側の代理人によると、同社のサポートにより、経験豊富なコーチが中国に招かれ、スキルや戦術だけでなく、生活習慣の面まで含めた指導が行われているといいます。
今後はアメリカでのトレーニング計画も予定されており、ヤン自身も「メンタル面でもフィジカル面でも準備を整えていく」と語っています。CBAで培ったフィジカルと高さに、NBAレベルのスピードや戦術理解が加われば、ドラフトでの評価はさらに高まる可能性があります。
なぜヤン・ハンセンのNBA挑戦が注目されるのか
ヤンのNBAドラフトエントリーは、一人の有望選手の挑戦にとどまらず、中国バスケットボールとNBAの関係という広い文脈でも注目されています。大型センターでありながらパスも出せるスタイルは、近年のNBAが求める「多機能なビッグマン」と相性が良いと見られています。
ファンやスカウトが特に注目しているポイントとしては、次のような点が挙げられます。
- ドラフトでどの順位で指名されるのか
- どのNBAチームの戦術にフィットしやすいか
- リムプロテクト(ゴール下の守備)とパス能力の評価
- NBAのスピードとフィジカルへの適応力
ヤン・ハンセンがこの先どこまで飛躍するのか。2025年NBAドラフトは、中国のバスケットボールファンだけでなく、世界のバスケットボールシーンを追う人々にとっても、見逃せないイベントになりそうです。
Reference(s):
Chinese basketball center Yang Hansen confirms entry into NBA Draft
cgtn.com








