CBA準決勝で広厦が王者遼寧に2連勝 シリーズ2-0でリード
中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の2025年プレーオフ準決勝で、広厦ライオンズが三連覇中の遼寧フライングレパーズを110-84で下し、5戦3勝方式のシリーズを2勝0敗とリードしました。王者相手にホームで連勝し、ファイナル進出へ大きく前進しています。
CBAプレーオフ準決勝:広厦がホームで圧勝し2-0に
シリーズ第2戦は月曜日に行われ、広厦が攻守で遼寧を上回りました。最終スコアは110-84。三連覇中の遼寧フライングレパーズに対し、広厦ライオンズが2試合連続でホームゲームを制し、シリーズの主導権を握っています。
試合の流れ:序盤から広厦ペースに
カールトンとナナリーがリードを広げる立ち上がり
試合序盤、ホームの広厦は相手に一時追い上げを許しますが、ジョシュア・カールトンがフェードアウェイジャンパーを決め、点差を3点にまで縮めました。その後、ジェームズ・ナナリーが3ポイントシュートを沈め、スコアは28-20と広厦が再び主導権を取り戻します。
孫銘徽のファウルトラブルという誤算
広厦のガード、孫銘徽(スン・ミンフイ)は、第2クォーターまでに早くも4つ目のファウルを犯し、その相手は遼寧の趙繼偉(ジャオ・ジーウェイ)でした。このファウルで孫はベンチに下がらざるを得ず、一時的にゲームメイク役を欠く展開となります。
ブラウンの速攻とロングスリーが試合を決定づける
それでも広厦は集中力を切らしません。バリー・ブラウン・ジュニアが速攻からレイアップを決め、点差は二桁に。さらに、ブラウンは長距離の3ポイントシュートも次々と成功させ、この試合最多となる30得点をマークしました。攻守にわたるブラウンの爆発が、広厦の大勝を支えたと言えます。
朱俊龍と呉驍、インサイドで勝利を締めくくる
試合の中盤以降、孫銘徽がコートに戻ると、すぐにチームオフェンスが機能します。孫のパスから朱俊龍(ジュ・ジュンロン)がレイアップを決め、リードは一気に21点差まで拡大しました。
さらに、腕にけがを抱えながら出場した呉驍(ウー・シャオ)も存在感を示します。リング下で遼寧の3選手からファウルを受けながらも片手でフリースローを決め、その後もフリースローを加算して点差をキープ。終盤の冷静なプレーが、広厦の勝利を事実上決定づけました。
シリーズ展望:第3戦は遼寧ホームへ
これでシリーズは広厦の2勝0敗。5戦3勝方式のため、広厦はあと1勝でファイナル進出に到達します。一方、三連覇中の遼寧は崖っぷちの状況となりました。
第3戦は木曜日に遼寧で行われる予定です。ここからは遼寧のホームでの反撃が焦点となります。
第3戦で注目したいポイント
- 遼寧の立て直し:2試合続けて大差をつけられた遼寧が、ディフェンスとリバウンドでどこまで修正できるかが鍵になりそうです。
- ブラウン封じ:30得点を許したバリー・ブラウン・ジュニアへの対応は、遼寧にとって最重要課題の一つです。外角シュートと速攻をどう抑えるかが問われます。
- 孫銘徽のファウル管理:広厦としては、孫が早い時間帯にファウルトラブルに陥らないかどうかがポイントです。プレータイムをどうコントロールするかも注目されます。
- 呉驍のコンディション:腕の負傷を抱えながらプレーした呉驍のコンディションが、インサイドの攻防にどの程度影響するかも見どころです。
デジタル世代が押さえておきたい「CBA準決勝」の意味
今回のCBAプレーオフ準決勝は、中国バスケットボールのレベルの高さや、国際色豊かな選手構成を知るうえでも注目に値します。広厦ライオンズは、外国籍選手と中国人選手が役割を分担しながらバランス良く得点を重ね、三連覇中の遼寧フライングレパーズに対しても臆することなく自分たちのバスケットボールを貫いています。
一方で、遼寧にとっては王者としての意地をかけた「負けられない戦い」が続きます。ここからシリーズがフルゲームにもつれ込むのか、それとも広厦が一気に決めるのか。バスケットボールファンにとって、木曜日の第3戦は見逃せない一戦となりそうです。
Reference(s):
Guangsha Lions lead Liaoning Flying Leopards 2-0 in CBA semifinals
cgtn.com








