スヌーカー世界選手権2025 シー・ジャーフィがウーラスストン破り8強入り
スヌーカーの世界選手権2025で、中国のシー・ジャーフィがベン・ウーラスストンを13-10で破り、ここ3年で2度目となる準々決勝進出を決めました。イングランド・シェフィールドで現地時間の月曜日に行われたこの試合は、終盤まで勝敗の読めない接戦となりました。
13番シード、シー・ジャーフィが貫いた勝負強さ
今大会13番シードとして臨んだシー・ジャーフィは、世界選手権という大舞台で再び存在感を示しました。長丁場のマッチを通じて安定したブレークと守備的なショットを積み重ね、試合全体を通して主導権を握る時間帯を多く作りました。
一夜明けて9-7から9-9へ 第18フレームの110点ブレーク
シーは前日のセッションを終えた時点で9-7とリードし、有利な状況で第3セッションに入っていました。しかし、ウーラスストンも簡単には引き下がりません。第18フレームでは、110点のセンチュリーブレークを決め、一気に9-9の同点に追いつきました。
スヌーカーでは、フレームごとに集中力を切らさずにプレーすることが求められますが、大台となる100点以上のセンチュリーブレークは、相手に大きな心理的プレッシャーを与えます。この場面で会場の空気は一気にウーラスストン側に傾いたとみられます。
流れを引き戻し、最終的に13-10で決着
勢いを失いかねない展開の中でも、シーは表情を変えず冷静さを保ちました。9-9の同点からは、無理な攻めを控えつつ、安全策と攻撃のバランスを取り戻し、チャンスボールを確実にものにしていきます。
その結果、再びリードを奪い返し、最終的には13-10で試合を締めくくりました。追いつかれた場面でも崩れずに再加速できたことは、若い選手でありながらメンタル面での成長を感じさせる内容でした。
中国スヌーカーとアジア勢にとっての意味
ここ3年で2度目の準々決勝進出という結果は、中国出身選手の層の厚さを改めて印象づけるものです。世界選手権はスヌーカー界で最も格式の高い大会とされており、その舞台で継続的に上位ラウンドに進むことは簡単ではありません。
シーの活躍は、中国のファンをはじめアジア地域でスヌーカーに関心を持つ若い世代にとって、大きな刺激になりそうです。国際舞台で躍動する選手の姿は、競技人口やファン層の拡大にもつながっていくでしょう。
準々決勝以降の注目ポイント
世界選手権の後半戦では、技術レベルの高さに加えて、長時間の試合を戦い抜く体力と集中力がより重要になります。特にシーにとっては、
- リードした場面での試合運び
- 同点に追いつかれた後の立て直し
- 安全策と攻撃的なショットのバランス
といった要素が、さらに勝ち進めるかどうかの鍵となりそうです。
接戦をものにして準々決勝に駒を進めたシー・ジャーフィが、2025年の世界スヌーカー選手権でどこまで勝ち上がるのか。今後の試合からも目が離せません。
Reference(s):
Si edges Woollaston to reach World Snooker Championship quarterfinals
cgtn.com








