成都ワールドゲームズ開幕100日前 非五輪競技の祭典が本格カウントダウン
成都ワールドゲームズ開幕100日前 非五輪競技の祭典が本格カウントダウン
中国・成都で開かれる第12回ワールドゲームズが、開幕100日前の節目を迎えました。非五輪競技を集めた国際大会に向けて準備が本格化するなか、その全体像が少しずつ見えてきています。
8月7〜17日に開催予定の第12回ワールドゲームズ
中国は、第12回ワールドゲームズを8月7日から17日までの予定で開催します。大会の開会式までちょうど100日前にあたる火曜日には、組織委員会の副主席であり、中国国家体育総局の副局長でもある李静(Li Jing)氏が会見を主宰し、最新の準備状況をメディアに説明しました。
ワールドゲームズは、オリンピックには採用されていない競技で構成される国際総合大会です。今回の成都大会では、次のような規模で競技が行われることが示されています。
- 大きな競技分野(大項目):34
- サブ競技(中項目):60
- さらに細分化された種目:255
多様な競技が一堂に会することで、世界のスポーツ文化の広がりを感じられるラインナップとなっています。
27会場のうち21会場をアップグレード
大会の会場計画も具体化しています。李静氏によると、競技会場のレイアウトはすでに決定しており、27の会場のうち21カ所で改修や設備のアップグレードが実施されました。
観客席や競技フロア、照明・音響、選手エリアなど、多方面にわたる整備が進められており、大会に向けてインフラ面の準備は大きな節目を迎えています。
運営面では、本番を想定したテストの重要性も強調されています。これまでに、あるいは今後を含めて合計25のテストイベントが計画されており、
- 競技運営のオペレーション
- タイム計測や映像などの技術システム
- ボランティアやスタッフの配置
- 交通・セキュリティ・医療体制
といった要素を総合的に検証する場となります。こうしたテストを通じて、開幕後のトラブルを抑え、選手と観客が安心して大会を楽しめる環境づくりを目指すと説明されています。
開催国から約330人の選手が参加へ
開催国である中国からは、約330人の選手が出場する見通しが示されています。参加選手数では中国代表団が最大規模となる見込みで、ワールドゲームズに対する力の入れ具合がうかがえます。
オリンピック競技とは異なる舞台であるだけに、中国にとっても、自国の選手が多様な競技で存在感を示す機会になります。李静氏の説明によれば、ワールドゲームズは、非五輪競技の選手が世界のトップレベルと競い合い、競技の魅力を世界に発信する貴重な場でもあると位置づけられています。
非五輪競技の国際大会が持つ意味
今回の成都ワールドゲームズは、単にスポーツイベントという枠を越えて、いくつかの意味を持つと考えられます。
- オリンピックでは注目されにくい競技に、国際的なスポットライトが当たる
- 新しいスポーツや若い世代に人気の競技が、世界規模で紹介される
- 各地域に根付いたスポーツ文化を共有し、多様性を認め合う場になる
非五輪競技のように、まだ広く知られていない競技が国際大会で存在感を示すことは、スポーツの価値がメダル数だけでは測れないことを示すきっかけにもなります。
国際ニュースとして見ても、こうした大会は、スポーツを通じた交流や理解を深める場であり、国や地域を越えたつながりを静かに広げていく役割を担っています。
日本の読者が押さえておきたいポイント
日本語で国際ニュースを追う読者にとって、成都ワールドゲームズは次のような意味でチェックしておきたいトピックだと言えます。
- アジアで開かれる大規模な非五輪の国際スポーツ大会であること
- 34競技・255種目というスケールの大きさから、世界のスポーツの多様性が見えてくること
- 会場整備やテストイベントなど、大型大会運営の具体的なプロセスを知る手がかりになること
- 開催国から約330人の選手が参加し、開催地の盛り上がりが期待されること
大会が近づくにつれて、競技や選手のプロフィール、現地の雰囲気など、さまざまな情報がさらに明らかになっていくと見込まれています。アジア発のスポーツシーンを知りたい人にとって、成都ワールドゲームズはフォローしておきたい国際ニュースの一つと言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








