CBA準決勝:北京ダックスが山西を退け2連勝 決勝進出に王手
中国プロバスケットボールリーグCBAのプレーオフ準決勝で、北京ダックスが山西ロオンズの猛反撃を振り切り、シリーズ成績を2勝0敗としました。3戦先勝方式のこのシリーズで、北京はCBAファイナル進出に王手をかけています。
第2戦はアウェーでの接戦を北京が制す
アウェーで行われた一戦は、序盤から山西ロオンズが主導権を握りました。チェン・ポンユーディが立て続けに3ポイントシュートを沈め、ホームの山西がリードを奪います。北京は第1クオーターでセンターのリチャード・ソロモンが足首をひねり、無念の途中交代となるアクシデントに見舞われました。
それでも北京はインサイドで周琦が存在感を発揮します。巧みなフットワークから得点を重ね、この日15得点をマーク。ペイントエリアでチームを支え、前半終了時には北京が6点リードで折り返しました。
主力の負傷にも揺れなかった北京の層の厚さ
後半に入ると、北京ダックスはさらにギアを上げます。第3クオーターにはチェン・インジュンが10得点を挙げる活躍を見せ、3位シードの北京はリードを保ちながら試合を進めました。
一方で、不運も続きます。今季のCBA最優秀躍進選手に選ばれているフォワードの曾凡博が、レイアップ後の着地で激しく転倒し、そのままコートには戻れませんでした。それでも北京はベンチメンバーを含めてローテーションを組み替え、リードを維持します。
山西の猛追と土壇場で決め切ったチェン・インジュン
第4クオーターに入ると、山西ロオンズが意地を見せます。張寧が3本の3ポイントシュートを決めるなどこのクオーターで勢いに乗り、最終的に18得点を記録。スコアは90対79と、山西が一気に点差を詰めました。
さらに、ハミドゥ・ディアロがバスケットカウントを含むプレーで得点し、点差を一桁に縮めます。ディアロはこの試合最多となる28得点を挙げ、山西のオフェンスを牽引しました。
それでも試合の流れを決定づけたのは再びチェン・インジュンでした。ショットクロックぎりぎりのタフショットを含む3本の3ポイントシュートを第4クオーターだけで沈め、冷静にリードを守ります。最終的にチーム最多の23得点をマークし、北京の勝利に大きく貢献しました。
数字で振り返るキープレーヤー
- チェン・インジュン(北京):23得点、第4クオーターに3本の3ポイント
- 周琦(北京):15得点、インサイドで攻守の要として存在感
- ハミドゥ・ディアロ(山西):試合最多の28得点で反撃を主導
- 張寧(山西):3ポイントを3本沈め、18得点を記録
3度の王者・北京、10年ぶりファイナルへあと1勝
最終スコアは106対99。アウェーでの7点差勝利により、北京ダックスはシリーズを2勝0敗とし、3度のリーグ制覇を誇るクラブは、約10年ぶりとなるCBAファイナル進出まであと1勝に迫りました。
一方、第2シードの山西ロオンズは、第1戦102対94に続く連敗で崖っぷちに立たされています。5戦3勝方式の準決勝で0勝2敗からの巻き返しには、第3戦での勝利が不可欠です。
シリーズ第3戦は金曜日に北京で行われる予定です。主力に負傷者を抱えながらも粘り強さを見せる北京が一気に決着をつけるのか、それとも山西が意地を見せて反撃ののろしを上げるのか。CBAプレーオフの行方から、今季の中国バスケットボールの勢力図が見えてきそうです。
Reference(s):
Beijing Ducks hold off Shanxi Loongs for 2-0 lead in CBA semifinals
cgtn.com








