マドリード・オープン サバレンカとシフィオンテクが準決勝進出
マドリード・オープンでサバレンカとシフィオンテクが準決勝進出
テニスのマドリード・オープンで、世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカとイガ・シフィオンテクがそろって準決勝進出を決めました。日本のモユカ・ウチジマは準々決勝でエリナ・スビトリナに敗れています。
サバレンカ、二度のタイブレークを制して4度目のベスト4
昨年の準優勝者サバレンカは、マルタ・コスチュクとの激しい打ち合いを7-6(4)、7-6(7)で制し、マドリード・オープンで自身4度目となる準決勝進出を果たしました。試合が行われたのは水曜日で、相手は粘り強いプレーで知られるウクライナのコスチュクでした。
第1セットだけで84分を要する消耗戦となり、会場は冷たく風の強いコンディション。トップシードのサバレンカは、こうした難しい環境の中でリスクを取りながらも要所を締め、タイブレークをものにしました。
雨で中断、そこからのメンタル勝負
第2セットでもサバレンカがマッチポイントを握りましたが、コスチュクがこれをしのいでブレークに成功し、勝負は再びタイブレークにもつれ込みます。5-4とコスチュクがリードした場面で雨が降り出し、マノロ・サンタナ・スタジアムの屋根を閉めるために試合は一時中断されました。
再開後は、流れをつかみかけていたコスチュクが3本のセットポイントを握ります。しかしサバレンカはそこから踏ん張り、連続ポイントでひっくり返してストレート勝ちを収めました。これでサバレンカはコスチュクとの対戦成績を3戦3勝とし、相性の良さも見せています。
「テニスではなく感情のコントロールの勝負」
試合後、ベラルーシ出身で世界1位のサバレンカは、48本ものアンフォーストエラー(凡ミス)を犯しながらも勝ち切った自分をこう振り返りました。
「正直、今日は本当にタフな戦いでした。コンディションは信じられないほど難しくて、テニスの技術うんぬんではなく、自分の感情をどうコントロールするかの勝負でした。そういう状況の中で自分をしっかり保てたことを誇りに思います」と話し、メンタル面の成長を強調しました。
スビトリナが11連勝、日本のウチジマは苦杯
準決勝でサバレンカと対戦するのは、同じくウクライナ出身のエリナ・スビトリナです。スビトリナは日本のモユカ・ウチジマを6-2、6-1とわずか52分で一蹴し、連勝を11に伸ばしました。
スビトリナは先週ルーアンの大会で優勝しており、今季のクレーコートではここまで無敗。マドリードでは、ウクライナの女子選手として初めて準決勝に進出する快挙も達成しました。現在、クレーコートでのセット連取は22に達しており、その安定感は際立っています。
クレーシーズンで存在感を増す3人の名前
今大会のシングルスでは、サバレンカとスビトリナに加え、イガ・シフィオンテクも準決勝に進出しています。実力派のトップ選手たちが勝ち残ったことで、マドリード・オープンは今季クレーシーズンの勢力図を占う舞台となりつつあります。
世界1位としてのプレッシャーの中で感情をどうコントロールするのか、クレーで無敗を続けるスビトリナの勢いはどこまで伸びるのか、そしてシフィオンテクがどのようなテニスを見せるのか。テニスファンにとって、今後の試合からも目が離せません。
Reference(s):
Aryna Sabalenka, Iga Swiatek advance to semifinals at Madrid Open
cgtn.com








