ワールドスヌーカー選手権 50歳ウィリアムズが大逆転で決勝進出
50歳のマーク・ウィリアムズがジャッド・トランプを17-14で破り、ワールドスヌーカー選手権決勝に進出しました。最年長ファイナリストとして、中国の趙心童とのタイトル決戦に挑みます。
7-3からの大逆転劇
現地時間土曜日に行われたワールドスヌーカー選手権準決勝は、過去に世界タイトルを獲得している2人のスター選手の激突となりました。ウェールズのウィリアムズは序盤、イングランドのジャッド・トランプに3-7とリードを許します。
しかしここからベテランが反撃に転じます。スコアを9-10まで詰めると、73点、84点、62点のブレークで5フレーム中4フレームを奪取。イブニングセッション突入時には13-11と逆転し、試合の主導権を握りました。
中盤の攻防とトランプの反撃
続くセッションでもウィリアムズの勢いは止まりません。67点と65点のブレークでリードを15-11まで広げます。追い込まれたトランプも、今季106本目となるセンチュリーブレーク(100点以上のブレーク)をマークし、巻き返しへの足掛かりをつかみますが、ウィリアムズもすぐにセンチュリーで応じ、一気にあと1フレームにまで王手をかけました。
それでも世界ランキング1位のトランプは簡単には崩れません。第29フレームをものにして望みをつなぐと、第30フレームでは、ウィリアムズがミドルポケットへの赤を外した隙を逃さず、116点のクリアランスで再び点差を縮めました。
最終フレームのドラマ
第31フレームでは、トランプが見事なミドルへの赤を沈め、試合を最終第32フレームまでもつれ込ませるチャンスをつかんだかに見えました。しかし難しい薄い黒をわずかに外してしまいます。ここでウィリアムズが冷静に123点のクリアランスを決め、ついに長い戦いに終止符を打ちました。
ウィリアムズは試合後、終盤の心境について「終盤は少し腕が震えていた。最後の黒は本当に外しかけた。普段はあまり緊張しないが、あのブレーク中はさすがに緊張した」と振り返り、「また決勝に進めるなんて、自分でも信じられない」と驚きを隠しませんでした。
最年長ファイナリスト誕生、その意味
ウィリアムズはこれまでに2000年、2003年、2018年と3度世界タイトルを獲得しており、今大会で史上最年長のワールドチャンピオンシップ決勝進出者となりました。シェフィールドのクルーシブル・シアターでの決勝は自身5度目で、日曜日に行われるタイトルマッチでは、中国の28歳、趙心童と対戦します。
50歳のウィリアムズと20代の趙心童という世代の異なる2人が争う決勝戦は、スヌーカーというスポーツが求める長期的な集中力と経験、そして若さの勢いがどのようにぶつかり合うのかを示す一戦になりそうです。長くキャリアを築くことの意味や、プレッシャーとの向き合い方を考えさせられる試合としても注目されます。
Reference(s):
Mark Williams tops Judd Trump to make World Snooker Championship final
cgtn.com








