スヌーカー世界選手権決勝、中国の趙心童がウィリアムズに11-6リード
中国の趙心童が決勝初日を11-6でリード
英国シェフィールドのクルーシブル・シアターで行われているスヌーカー世界選手権決勝で、中国の趙心童選手がウェールズ出身のマーク・ウィリアムズ選手を相手に、初日を終えて11-6と大きくリードしています。2025年大会の世界王者の座を懸けた一戦で、趙選手は中国出身選手として初の世界チャンピオンを目指します。
試合は35フレーム先取方式で行われており、先に18フレームを取った選手が優勝となります。決勝初日の終盤までに11フレームを積み上げた趙選手は、残りフレームに向けて優位な立場に立っています。
7-1スタートから11-6、主導権握る趙心童
決勝初日の序盤、趙選手は一気に7-1とリードを広げ、試合の主導権を握りました。落ち着いたショット選択とチャンスを逃さない勝負強さで、50歳のベテランであるウィリアムズ選手を押し込みます。
その後の第2セッションでは、ウィリアムズ選手も意地を見せ、9フレーム中5フレームを取り返しましたが、それでもスコアは11-6。長丁場の決勝とはいえ、趙選手が一歩抜け出している形です。
50歳ウィリアムズ、最年長決勝進出者の意地
ウィリアムズ選手は50歳で決勝に進出し、この大会史上、最年長のファイナリストとなりました。通算4度目のタイトル獲得を狙うベテランですが、決勝初日の序盤は本来の出来とはいえない内容で、苦しい展開が続きました。
第1セッションでは、自身のベストブレークとなる61点をマークした第6フレームを取り切れず、流れをつかみ損ねた場面もありました。それでも第2セッションでは立て直しに成功し、5フレームを奪取して反撃の足掛かりをつかんでいます。
歴史的ビハインド、逆転はなるか
ウィリアムズ選手は、残りフレームで趙選手の11-6という大きなリードをひっくり返さなければなりません。スヌーカー世界選手権が現在のクルーシブル・シアターで行われるようになった1977年以降、一晩でこれほど大きな点差を逆転して優勝した例はないとされています。
35フレーム先取方式のなかで、趙選手はあと7フレーム、ウィリアムズ選手は12フレームが必要です。数字だけを見れば趙選手が圧倒的に有利ですが、長時間にわたる試合ではメンタル面やわずかな流れの変化が勝負を左右します。歴史的な大逆転か、新たな王者誕生か、注目が集まります。
中国初の世界王者なるか、趙心童にかかる期待
28歳の趙選手は、中国出身選手として初めてスヌーカー世界選手権のタイトル獲得を狙っています。ここまでの内容を見ると、チャンスボールを確実にものにし、リードを守りながら試合を進める安定感が光りました。
スヌーカーは英国発祥の競技ですが、近年はアジアでも人気が高まりつつあります。趙選手がタイトルを手にすれば、中国のみならずアジアの若いプレーヤーにとって大きな励みとなり、競技のさらなる裾野拡大につながる可能性があります。
決勝の見どころと今後の展開
決勝は月曜日に競技が再開され、残りのフレームが行われます。どちらかが18フレームに到達した時点で、2025年世界王者が決まります。視聴やニュースチェックの際には、次のポイントを押さえておくと試合がより楽しめます。
- 点差11-6から、ウィリアムズ選手がどこまでプレッシャーをかけられるか
- 趙選手がリードをどうマネジメントし、ミスを最小限に抑えられるか
- ベテランと若手、50歳と28歳という世代間対決の駆け引き
- 長丁場による集中力と体力の差が、終盤のショット選択にどう影響するか
SNSを通じて試合のハイライト動画やスコア速報が共有されれば、日本のファンの間でも議論が盛り上がりそうです。世界のトップレベルのスヌーカーがどのようなドラマを見せるのか、最終日の戦いに注目が集まります。
Reference(s):
China's Zhao leads over Williams in World Snooker Championship final
cgtn.com








