チャンピオンズリーグ準決勝:インテル対バルセロナ第2戦は互角のまま
UEFAチャンピオンズリーグ準決勝でインテルとバルセロナが激突します。第1戦は3-3の打ち合いとなり、第2戦を前に両者はまさに互角の状況です。本記事では、インテルのアウェー3得点、バルセロナの若きスターたち、そして守備とGK起用を軸に、この一戦の見どころを整理します。
第1戦は3-3、インテルが先行もバルセロナが追いつく
第1戦はバルセロナのホームで行われ、インテルは開始21分までに2-0とリードを奪いました。アウェーで早々に2点を先行したことで、本来であればインテルに大きな自信が生まれてもおかしくありませんでした。
しかし、17歳のスペイン人FWラミン・ヤマルが圧巻の一撃を決めると、試合の流れは一変します。このゴールを合図にバルセロナが反撃を開始し、最終的に3-3のドローに持ち込みました。ゴールシーンはいずれもハイレベルで、準決勝らしいスリリングな一戦だったと言えるでしょう。
インテルにとってはアウェーで3ゴールを奪った事実そのものが心強い材料です。一方で、リードを守り切れなかったことは、第2戦に向けた大きな反省点にもなります。
17歳ラミン・ヤマルとラフィーニャ 止めどころのない攻撃力
インテルにとって最大の課題は、バルセロナの前線をどう抑えるかです。中心となるのが、17歳のラミン・ヤマルとブラジル人アタッカーのラフィーニャです。
ヤマル:10代とは思えない勝負強さ
ヤマルはまだ17歳ながら、大舞台でも物怖じしないメンタルと、ひとりで流れを変えられる技術を兼ね備えています。第1戦でも、チームが2点ビハインドという重い空気の中で、個人技から衝撃的なゴールを奪い、反撃の号砲を鳴らしました。
インテル守備陣としては、ヤマルにボールが入る前の段階でパスコースを切ること、そして1対1を極力避けることが重要になりそうです。
ラフィーニャ:バロンドール候補と評される決定力
ラフィーニャはミドルシュートとスピードを武器に、中盤とサイドの両方からゴールに迫ります。今季のチャンピオンズリーグではすでに12得点を挙げており、同僚のロベルト・レバンドフスキをも上回る数字です。
世界年間最優秀選手賞とされるバロンドールの候補に挙げられるのも不思議ではないパフォーマンスで、どこからでもシュートを打ってくる存在感は、試合を通してインテル守備陣にプレッシャーを与え続けます。
バルセロナの弱点は守備 フリック監督の采配に注目
攻撃陣の破壊力とは対照的に、バルセロナの守備は依然として不安定です。第1戦で3失点を喫したように、リード時や試合の入り方で隙を見せる場面が少なくありません。
そのなかで、ハンジ・フリック監督の采配、とくにゴールキーパーの起用が注目されています。フリック監督は、長期の膝の負傷から復帰したマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが直近のリーグ戦(バリャドリード戦での2-1の勝利)でプレーしたにもかかわらず、チャンピオンズリーグでは引き続きヴォイチェフ・シュチェスニーをゴールマウスに据えています。
第2戦でもシュチェスニーを信頼し続けるのか、それともテア・シュテーゲンを復帰後初めて大舞台で起用するのか。この選択は、守備だけでなく、ビルドアップやロングボールの質といった攻撃面にも影響を与えるポイントです。
第2戦のカギはどこか 3つの視点で整理
火曜日に行われる第2戦を前に、試合のポイントを3つに整理します。
- ヤマルとラフィーニャへの対応:インテルは数的優位を作り、サイドで孤立した1対1を許さない守備ができるか。
- バルセロナの守備修正:リードした時間帯にリスク管理を徹底し、カウンターからの失点を防げるか。
- GK起用とメンタル:フリック監督の選択がチーム全体の安心感や集中力にどのような影響を与えるか。
この一戦はどちらに転ぶのか
3-3のドローで迎える準決勝第2戦は、細かな修正やメンタルの部分が勝敗を分ける、非常に繊細なゲームになりそうです。アウェーで3点を奪った経験をインテルがホームでどう生かすのか、そしてバルセロナが攻撃力と守備のバランスをどこまで整えられるのか。
サッカーファンとしては、単なる結果だけでなく、どのような戦い方で決勝への切符をつかむのかという視点で試合を追いかけてみると、90分をより深く楽しめるはずです。
Reference(s):
Inter, Barcelona evenly poised for Champions League semis second leg
cgtn.com








