インテルがバルセロナに4-3劇勝 チャンピオンズリーグ決勝へ
UEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦で、インテル・ミラノがバルセロナを延長戦の末に4-3で下し、2試合合計7-6で決勝進出を決めました。ヨーロッパ屈指の強豪同士による「7ゴールの激戦」は、2025年の国際サッカーシーンを象徴する一戦となりました。
サン・シーロで生まれた4-3のドラマ
試合はインテルのホームであるサン・シーロで行われ、準決勝第2戦としてキックオフされました。第1戦の結果を踏まえ、両チームともに決勝行きの切符をかけて攻撃的な姿勢を貫き、最終的に4-3というスコアでインテルが競り勝ちました。2試合合計は7-6と、数字だけ見てもまれに見る接戦でした。
前半から主導権を握ったインテル
インテルは前半から積極的に前へ出て主導権を握りました。21分、フェデリコ・ディマルコがサイドライン際でフレンキー・デ・ヨングからボールを奪うと、そこからデンゼル・ダンフリースが正確なクロスを供給。これにラウタロ・マルティネスがゴール前で合わせ、先制点を奪いました。
前半終了間際には、再びマルティネスが相手ペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得します。このチャンスをハカン・チャルハノールが冷静に決め、インテルは前半だけで2-0とリードを広げました。ホームの大観衆は、この時点で決勝進出への期待を一気に高めました。
バルセロナも反撃、延長までもつれた一戦
しかし、バルセロナも簡単には引き下がりませんでした。後半に入ると攻撃のギアを上げ、パスワークと個人技を生かしてインテル守備陣にプレッシャーをかけ続けます。その結果、スコアは4-3となるまで両チームが得点を重ね、勝負は延長戦にもつれ込みました。
延長戦に入っても緊張感は途切れず、一つのミスや一瞬のひらめきが勝敗を左右する展開となりました。最後まで集中を切らさずに戦い抜いたインテルが、この7ゴールゲームを制しました。
決勝進出は通算7度目、4度目の欧州制覇へ
今回の勝利により、インテルのチャンピオンズリーグ決勝進出は通算7度目となりました。クラブが最後にタイトルマッチへ進んだのは2023年で、2年ぶりの大舞台復帰です。ヨーロッパの頂点に立った回数はこれまでに3度であり、インテルはこのシーズン、クラブ4度目の欧州制覇を目標に戦ってきました。
決勝の舞台はミュンヘン、相手はアーセナルかPSG
インテルが切符を手にした決勝の舞台は、ミュンヘンのアリアンツ・アレーナです。今年5月31日に行われた決勝では、準決勝のもう一つのカードであるアーセナル対パリ・サンジェルマンの勝者と対戦することになっていました。この準決勝は、その大一番へとつながる「分岐点」として大きな意味を持っていたと言えます。
日本のサッカーファンにとってのポイント
欧州クラブの試合とはいえ、チャンピオンズリーグのような国際大会は、日本のサッカーファンにとっても見逃せないコンテンツです。今回のインテル対バルセロナの一戦からは、次のようなポイントが見えてきます。
- 4-3というスコアが示すように、守備よりも攻撃が前面に出た「打ち合い」の展開になったこと
- ラウタロ・マルティネスのようなエースストライカーが、得点とPK獲得の両面で存在感を示したこと
- ホーム&アウェー方式のトーナメントでは、わずか1点がシーズン全体の流れを変える決定打になり得ること
仕事や学業の合間にハイライトだけを見る人も、戦術的な細部までチェックするコアなファンも、この試合のような「一瞬も目が離せない90分+延長」は、サッカーというスポーツの魅力そのものを改めて感じさせてくれます。
チャンピオンズリーグは、単なるクラブ同士の対戦ではなく、シーズンを通じて積み上げてきたチーム作りや選手のキャリア、そしてファンの期待が交差する舞台です。インテルとバルセロナが見せた4-3の激闘は、2025年の国際ニュースとしても語り継がれる試合の一つになりそうです。
Reference(s):
Inter edge Barcelona 4-3 in thriller to reach Champions League final
cgtn.com








