バルサのCL敗退からの再起 フリック監督「クラシコで証明する」
欧州チャンピオンズリーグでインテルに劇的な逆転を許し、延長戦の末に敗退したバルセロナ。そのショックから立ち直る最良の薬として、ハンジ・フリック監督が挙げたのは、ラ・リーガ優勝を大きく左右するレアル・マドリードとのクラシコです。
ミランでの敗退から、クラシコでの再出発へ
今週行われたインテルとの一戦で、バルセロナは終了間際まで大逆転勝利に近づきながら、土壇場の同点弾を許し、延長戦の末に4対3で敗れました。インテルはパリ・サンジェルマンと欧州決勝を戦うことが決まり、一方のバルセロナはチャンピオンズリーグから姿を消すことになりました。
クラシコ前日の土曜日、フリック監督はミラノでの敗退についてこう振り返りました。ミラノでの敗戦のあと、あの試合の後は決して簡単ではなかったが、チームはよくやっていると思う──。心の痛みは消えないものの、すでに次の戦いに目を向けていることを強調しました。
ラ・リーガ優勝と国内2冠をかけた決戦
バルセロナは現在、リーグ戦でマドリードに勝ち点4差をつけて首位に立っています。残り試合は4つ。そのうちの一つである今回のクラシコは、ラ・リーガの行方を大きく左右する決戦です。
今季ここまで、バルセロナは公式戦のクラシコで3戦全勝。その中には、つい最近行われた国王杯(コパ・デル・レイ)決勝での勝利も含まれます。もし今回も勝てば、4戦4勝という結果になり、フリック監督にとってバルセロナ初年度から大きな勲章となります。
さらに、リーグ優勝を果たせば、すでに手にしている国王杯と合わせて国内2冠達成となります。逆にマドリードにとっては、このクラシコに敗れれば今季主要タイトルなしでシーズンを終える可能性もあり、両クラブにとって文字通り背水の陣の一戦です。
カギはメンタルと自信 フリック監督のメッセージ
フリック監督は、選手たちとここからの2週間の過ごし方について話し合ったと明かしています。残り4試合をどう戦い抜くか、その青写真をチーム全体で共有したうえで、まず最初の山場となるクラシコに臨む形です。
監督はクラシコについて、チームの実力をあらためて示すために非常に重要な試合だと位置づけています。勝敗はもちろんですが、それ以上に問われるのは自信。インテル戦のショックを引きずるのではなく、強豪を追い詰めた内容から自信を取り戻し、それをマドリード戦で表現できるかどうかがポイントになります。
バルデとレヴァンドフスキが復帰へ 先発はトーレスか
戦力面では、左サイドバックのアレハンドロ・バルデとエースストライカーのロベルト・レヴァンドフスキが、クラシコでベンチ入りし、後半の一部時間帯で起用可能になる見通しです。
バルデは左太ももの負傷によりインテル戦を欠場し、その代役として若手のジェラルド・マルティンが先発しましたが、守備面で苦しむ場面が目立ちました。バルデの復帰は、守備の安定と攻撃への推進力の両面で大きなプラスとなりそうです。
一方、今季40得点を挙げているレヴァンドフスキも、左太ももの故障で2週間離脱していましたが、インテル戦の終盤で復帰を果たしました。とはいえ、コンディションを考慮するとクラシコでは途中出場が有力で、先発はフェラン・トーレスになると見られています。
今回のクラシコで注目したい3つのポイント
- チャンピオンズリーグ敗退からの精神的な立て直しがどこまで進んでいるか
- フリック監督がどのようなメンバー構成と戦術でクラシコに臨むか
- 途中出場が見込まれるレヴァンドフスキと、復帰したバルデが試合の流れをどう変えるか
インテル戦の痛みを抱えたまま、しかし国内2冠とライバルへの4連勝がかかったクラシコに向かうバルセロナ。フリック監督が語るように、勝敗以上に問われるのは自信と反発力です。この一戦が、クラブとチームにとってどのような転機となるのか。世界中のサッカーファンが注目しています。
Reference(s):
Flick: Barca will rebound from Inter loss against Madrid in El Clasico
cgtn.com








