バイエルンが4発締め ミュラーが503試合で別れ ブンデスリーガ終幕
サッカーのドイツ1部ブンデスリーガ2024-25シーズンは、最終節でバイエルン・ミュンヘンがホッフェンハイムに4-0で勝利し、優勝シーズンを力強く締めくくりました。すでに前節でタイトルを確定させていましたが、アウェーでも最後まで攻撃的な姿勢を貫いた一戦でした。
試合結果:バイエルンが最終節も圧勝
バイエルンは敵地での最終戦でも主導権を握り続けました。33分、ミカエル・オリーセ(Michael Olise)が約25メートルの位置から美しい直接フリーキックを決めて先制。これで試合の流れを完全につかみます。
後半に入っても勢いは衰えず、53分にはヨシュア・キミッヒがチーム全体の連係から生まれた崩しをきっちりと仕上げて2点目。80分にはセルジュ・ニャブリがゴール右隅を正確に射抜いて3-0とし、試合を決定づけました。
そして終了間際の86分、ハリー・ケインがこの日4点目となるゴールを記録。自身にとって初のチャンピオンシーズンを、自らの得点で締めくくる形となりました。
- 33分 ミカエル・オリーセ 直接FKで先制
- 53分 ヨシュア・キミッヒ 流れるような崩しから追加点
- 80分 セルジュ・ニャブリ 右隅へのシュートで3点目
- 86分 ハリー・ケイン ダメ押しの4点目
ミュラー、ブンデスリーガ503試合でラストマッチ
この試合はスコアだけでなく、クラブの象徴的存在であるトーマス・ミュラーにとっても特別な一日となりました。35歳のミュラーは、この試合がブンデスリーガでの通算503試合目であり、同時にバイエルンでのリーグ最終戦となりました。今夏にクラブを離れることが決まっており、長年の歩みに一区切りをつける一戦でした。
ミュラーは試合後、ここ15〜16年にわたるブンデスリーガでのキャリアを振り返りながら、ファンや国内から寄せられた声援への感謝を強調しました。「自分が歩んできた道を多くの人が評価してくれていると感じる。特別な一日だが、悲しいというより、やりきった満足感が大きい」と語り、このリーグへの愛着も改めて口にしました。
欧州カップ出場クラブと降格クラブ
最終節を終えて、2025-26シーズンの欧州カップ戦に出場するクラブと、2部降格となるクラブも出そろいました。
UEFAチャンピオンズリーグ出場権
2025-26シーズンのUEFAチャンピオンズリーグには、以下の4クラブが出場権を獲得しました。
- バイエルン・ミュンヘン(優勝)
- Bayern Leverkusen(2位)
- アイントラハト・フランクフルト(3位)
- ボルシア・ドルトムント(4位)
ヨーロッパリーグ/カンファレンスリーグ
5位のフライブルクはUEFAヨーロッパリーグに、6位のマインツはUEFAカンファレンスリーグに回ります。いずれのクラブも、国内リーグとは異なる環境でどこまで存在感を示せるかが注目されます。
降格と残留プレーオフ
一方、シーズン下位に沈んだボーフムとホルシュタイン・キールの2クラブは2部降格が決定しました。ハイデンハイムは1部残留を懸け、2部3位クラブとのプレーオフに臨むことになります。
1シーズンの戦いの末に、欧州カップ出場、残留、降格と明暗が分かれるのもブンデスリーガの特徴です。1試合ごとの結果が、クラブの中長期的な方向性にも直結していきます。
バイエルンの現在地と、世代交代というテーマ
この最終節は、バイエルンの現在地を象徴する試合でもありました。オリーセやケインといった攻撃陣が得点で存在感を示す一方で、ミュラーというクラブの象徴が静かにピッチを去る構図は、世代交代の進行を印象づけます。
とはいえ、バイエルンがシーズン25勝という数字でリーグを制した事実は、依然として同クラブの競争力が国内トップクラスであることを示しています。組織としての安定と、新旧のタレントが共存する体制をどう維持していくかは、今後も注目すべきポイントです。
欧州カップに臨むドイツ勢の顔ぶれが固まったことで、ブンデスリーガのクラブが国際舞台でどこまで結果を残すのかが、改めて注目されるシーズンとなりました。2024-25シーズン最終節は、その流れを象徴する試合の一つだったといえます。
Reference(s):
Bayern Munich close Bundesliga schedule with 4-0 win over Hoffenheim
cgtn.com








