中国ナショナル水泳選手権:Qin HaiyangとYu Yitingが躍動
中国ナショナル水泳選手権が深圳で行われ、男子100メートル平泳ぎでQin Haiyang、女子種目ではYu Yitingらが存在感を示しました。中国競泳陣の現在地をうかがわせるレース内容となっており、今後の国際大会を占う材料としても注目されています。
男子100メートル平泳ぎ:Qin Haiyangが貫禄の金メダル
男子100メートル平泳ぎでは、上海代表のQin Haiyangが堂々の泳ぎで優勝しました。レース前半からわずかにリードを奪うと、江蘇代表のDong Zhihaoが粘り強く追う展開になりましたが、最後まで主導権を渡しませんでした。
Qinは58秒61のタイムでタッチし、今季自己ベストとなる記録でゴール。得意種目での安定感と、依然として中国トップクラスの実力を持つことを証明した形です。
女子100メートルバタフライ:Yu Yitingが経験豊富なZhang Yufeiを抑える
女子100メートルバタフライでは、浙江代表のYu Yitingが力強いレースを見せました。50メートルのターン時点で先頭に立つと、そのままリズムを崩さずにフィニッシュ。タイムは57秒30でした。
わずか0秒09差で続いたのが江蘇代表のZhang Yufeiです。Zhangは、新型コロナの影響で2021年に開催された東京オリンピックで銀メダル、2024年のパリ大会で銅メダルを獲得している実績十分のスプリンター。それだけの選手を振り切ったことは、Yuにとって大きな自信になりそうです。
わずか1時間余りで二冠達成
Yuは100メートルバタフライ決勝からほとんど休む間もなく、約1時間後に行われた女子200メートル個人メドレーにも出場しました。そこで2分08秒67をマークし、こちらも優勝。異なる種目でタイトルを連発し、19歳にして高い総合力とタフさを見せつけました。
男子50メートルバタフライはChen Junerが制覇
短距離のスプリント種目である男子50メートルバタフライでは、広東代表のChen Junerが23秒41で優勝しました。スタートから加速に乗ると、そのままスピードを維持して押し切る内容で、男子スプリント陣にも新たな存在が台頭してきた印象です。
中国競泳の「層の厚さ」を示す大会に
今回の中国ナショナル水泳選手権(深圳)は、既に国際舞台で実績のある選手と、新たに頭角を現す若手が同じレースでぶつかり合う場となりました。特に、Qin Haiyangの安定した強さと、Yu Yitingのマルチな活躍は、中国競泳の今後を占ううえで見逃せないポイントです。
世界やアジアの水泳界の動きに関心のある日本の読者にとっても、中国国内のナショナル大会の結果は、国際大会での勢力図を考えるヒントになります。今後、これらの選手がどのように世界の舞台で存在感を示していくのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
Qin and Yu impress at China's National Swimming Championships
cgtn.com








