全仏オープンテニス:鄭欽文がサバレンカと同じ山に、初戦はパブリュチェンコワ
2025年の全仏オープンテニス女子シングルスのドローが今週木曜日に発表され、中国の第8シード、鄭欽文が世界1位アリナ・サバレンカと同じ山に入ったことが分かりました。国際ニュースとして注目される中国勢の組み合わせや見どころを、日本語で整理します。
鄭欽文、初戦はパブリュチェンコワ
ドローによると、22歳の鄭欽文の1回戦の相手は、ロシアのベテラン、アナスタシア・パブリュチェンコワです。クレーコートでの経験が豊富な相手だけに、初戦から気の抜けないカードとなります。
鄭欽文が順当に勝ち進んだ場合、最初に当たる可能性のあるシード選手は、第28シードのペイトン・スターンズ(米国)か、第19シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)のいずれかです。その先でサバレンカが勝ち上がれば、準々決勝で激突する組み合わせになっています。
イタリア国際で連敗を止め、自信を持って全仏へ
鄭欽文は先週のイタリア国際で、それまで6連敗していたサバレンカ相手に初勝利を挙げました。長く苦しめられてきた相手から白星をつかんだことで、メンタル面でも大きな追い風となっています。
クレーシーズンの中でも格別の重みを持つ全仏オープンで、再びサバレンカとの対戦が実現するのか。現オリンピック金メダリストとして臨む今大会は、鄭欽文にとってキャリアの節目となる可能性があります。
袁悦と王欣瑜も難しいドロー
中国勢では、袁悦と王欣瑜も序盤から強敵との対戦が決まっており、厳しいスタートとなりそうです。
袁悦は第4シードのパオリーニと初戦
袁悦は1回戦で、第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦します。パオリーニはイタリア国際で歴史的な地元優勝を飾ったばかりで、現在もっとも勢いに乗る選手の一人です。好調なトップシードに対し、袁悦がどこまで主導権を握れるかが注目されます。
王欣瑜はラドゥカヌと、勝てばシフィオンテクの可能性
王欣瑜は、元全米オープン女王のエマ・ラドゥカヌ(英国)と初戦で対戦します。もしここを突破すれば、2回戦では大会連覇中のディフェンディング・チャンピオン、イガ・シフィオンテク(ポーランド)か、世界ランキング41位のレベッカ・スラムコバ(スロバキア)と当たる可能性があります。
中国勢にとっての全仏オープンの意味
鄭欽文は、オリンピック金メダリストとしてすでに世界的な評価を得ており、今大会でも上位進出が期待されています。一方で、袁悦や王欣瑜にとっては、トップ選手との対戦を通じて自らの現在地を確かめる重要な機会となります。
クレーシーズンのハイライトとなる全仏オープンで、中国勢がどこまで勝ち残るのか。サバレンカやシフィオンテクといった女王候補たちとの対戦も含め、女子テニスの勢力図を占ううえでも見逃せない大会になりそうです。
Reference(s):
Zheng Qinwen drawn into same section as Sabalenka at French Open
cgtn.com








