世界卓球選手権 王楚欽&孫穎莎が混合ダブルス決勝&シングルス4強
ドーハで開催中の世界卓球選手権で、中国の王楚欽と孫穎莎が混合ダブルス決勝進出に続き、それぞれシングルスでもベスト4入りを果たしました。中国勢、日本勢、チャイニーズタイペイ代表、韓国代表などが競り合うハイレベルな国際卓球ニュースとして注目されています。
混合ダブルス:韓国ペアを一蹴し、日本ペアとの金メダル決戦へ
金曜日に行われた混合ダブルス準決勝で、王楚欽/孫穎莎組は韓国のLim Jong-hoon(林鐘勲)/Shin Yu-bin(申裕斌)組をストレートで下し、決勝進出を決めました。決勝では、日本のマハル・ヨシムラ/サツキ・オド組と金メダルを懸けて対戦する予定です。
王楚欽、林昀儒を4-0で下し男子シングルス準決勝へ
混合ダブルスの勝利直後、王楚欽は男子シングルス準々決勝でチャイニーズタイペイ代表のLin Yun-Ju(林昀儒)と対戦し、4-0(12-10、11-8、11-8、12-10)のストレート勝ちを収めました。試合時間は46分と数字上は接戦でしたが、終始リードを握る内容でした。
鋭いサーブとフォアハンドで主導権
左利きの王楚欽は、序盤から切れ味鋭いサーブと相手コートをえぐるようなフォアハンドで林昀儒を揺さぶりました。ラリーに持ち込まれても、フォア側に回り込む「ステップアラウンド」の攻撃で林の反撃を封じ、自身の得意な展開に持ち込んでいきました。
「細部と勝負どころで上回れた」メンタルの強さも示す
王楚欽は試合後、「技術的には互いに近いレベルだが、細部や勝負ポイントの扱い方で少し上回れた。こうした大きな大会はメンタルの戦いで、精神的な負担も大きい。常に冷静ではいられないが、できるだけ落ち着こうと心掛けた」と振り返りました。高い技術に加え、プレッシャーのかかる場面での集中力の高さも印象づけた形です。
準決勝はスウェーデンのモーレゴードと対戦
王楚欽の準決勝の相手はスウェーデンのTruls Moregard(トルルス・モーレゴード)です。モーレゴードは準々決勝で日本のShunsuke Togami(戸上隼輔)に対し、0-2から4-2へと大逆転勝利を収めており、勢いに乗って準決勝に臨みます。王の安定感と、モーレゴードの攻撃的なスタイルがぶつかるカードとして注目されます。
もう一つの準決勝:リャン・ジンクンとカルデラノが対決へ
男子シングルスのもう一つの山では、トップランクの中国選手であるLin Shidong(リン・シドン)が、同じ中国のLiang Jingkun(リャン・ジンクン)にフルゲームの末に敗れました。ドーハで3種目に出場している20歳のリンは、7ゲームにもつれ込む熱戦の末に、28歳で世界ランキング5位のリャンに軍配を上げています。
リャンは準決勝で、ブラジルのHugo Calderano(ウーゴ・カルデラノ)と対戦します。カルデラノは準々決勝で韓国のAn Jae-hyun(安宰賢)を4-1で下し、49分の試合で勝ち上がりました。ワールドカップ王者で第3シードのカルデラノと、中国の実力者リャンによる一戦は、パワーと戦術がぶつかるカードとなりそうです。
孫穎莎もシングルス4強入り、中国勢の層の厚さ際立つ
孫穎莎は、王楚欽との混合ダブルスで決勝進出を決めた後、自身の女子シングルスでも準決勝進出を果たしています。ダブルスとシングルスの両方で勝ち上がるタフさは、中国卓球の層の厚さをあらためて印象づける結果となりました。
世界卓球ドーハ大会の注目ポイント
今回の世界卓球選手権ドーハ大会では、次のような点が見どころです。
- 中国の王楚欽と孫穎莎が、混合ダブルスとシングルスで同時にタイトル争いに絡んでいること
- 男子シングルス準決勝で、王楚欽対トルルス・モーレゴード、リャン・ジンクン対ウーゴ・カルデラノという、プレースタイルの異なる4人が顔をそろえたこと
- 日本のマハル・ヨシムラ/サツキ・オド組が、混合ダブルスで中国ペアと金メダルを懸けて対戦する構図
- チャイニーズタイペイ代表や韓国代表など、アジア各地の選手が中国勢と互いにしのぎを削っている点
大会は終盤戦に入り、混合ダブルスと男女シングルスの行方が世界中の卓球ファンの関心を集めています。アジアと欧州、南米のトップ選手が交錯する世界卓球の舞台から、まだまだ目が離せません。
Reference(s):
Wang, Sun storm into singles semifinals at table tennis worlds
cgtn.com








