シンガポールOP女子単でチェン・ユーフェイがアン・セヨン撃破 27連勝ストップ
バドミントンのシンガポール・オープンで、東京五輪金メダリストのチェン・ユーフェイ(中国)が女子シングルス世界1位のアン・セヨン(韓国)をストレートで下し、アンの27連勝を止めて準決勝進出を決めました。国際スポーツニュースとして注目される一戦の内容を、日本語で整理します。
チェン・ユーフェイが快勝 アン・セヨンの27連勝に終止符
チェン・ユーフェイは、これまでの対戦成績でアン・セヨンに対して12勝11敗と、ほぼ互角のライバル関係にあります。この日の試合では、立ち上がりから主導権を握りました。
- 第1ゲーム序盤、チェンが4-0とリードを奪う
- そのままペースを渡さず、21-13で先取
チェンは正確なショットと粘り強いラリーで、世界1位のアンにほとんど反撃の機会を与えませんでした。安定した守備からの攻撃への切り替えが光ったゲームとなりました。
第2ゲームはアンが巻き返しも、チェンが再び主導権
第2ゲームでは、アン・セヨンが意地を見せます。チェンのフォアハンドがネットにかかる場面もあり、スコアは一時アンの4-2リードに。しかし、中国の世界ランキング5位であるチェンは、ここからリズムを取り戻しました。
素早い連続攻撃でアンにプレッシャーをかけ続け、ラリーの主導権を再び掌握。力強いオーバーヘッドスマッシュも決まり、スコアは18-13までリードを広げます。そのまま21-16で取り切り、ストレート勝ちで準決勝進出を決めました。
この勝利は、チェンにとって昨夏のインドネシア・オープン以来となるアン・セヨンからの白星となり、女子シングルスの勢力図にも影響を与えそうです。準決勝では、同じ中国代表のハン・ユエと対戦します。
チェン「ミスはあったが、調整しながら戦えた」
試合後、チェン・ユーフェイはアン・セヨンについて「今シーズンを通して、そして今大会でも非常に良いパフォーマンスを見せている」と評価したうえで、自身のプレーについては「いくつかミスもあったが、その都度調整を試みた。彼女に勝てて大きな自信になった」と手応えを語りました。
長い連勝を続けてきた相手を破ったことで、精神面でも大きな収穫を得たと言えます。シンガポール・オープン後半戦に向けて、女子シングルスの優勝争いはさらに注目を集めそうです。
混合ダブルスでも中国ペアが4強入り
同じシンガポール・オープンの混合ダブルスでは、中国のグオ・シンワ/チェン・フイファン組が、インドネシアのジャファル・ヒダヤトゥラ/フェリシャ・アルベルタ・ナサニエル・パサリブ組をストレートで下し、準決勝へ駒を進めました。
- 第1ゲーム:21-8(わずか10分で圧倒)
- 第2ゲーム:一時22-22まで競り合うも、24-22で締めくくり連勝
第1ゲームは一方的な展開となりましたが、第2ゲームではインドネシアペアが意地を見せてデュースに持ち込みました。それでも最後はグオ/チェン組が要所を締め、ストレート勝利でベスト4入りを決めました。
準決勝の相手は、中国香港特別行政区のタン・チュンマン/ツェ・インスエト組です。アジア勢どうしがぶつかる好カードとなり、ラリーの質とスピードに注目が集まりそうです。
シンガポール・オープンで見えた女子単と混合ダブルスの行方
女子シングルスでは、27連勝中だった世界1位を破ったことで、チェン・ユーフェイが大会の台風の目となりました。ライバルのアン・セヨンに対しても再び自信を取り戻しつつあり、今後の対戦は一段と注目度が高まりそうです。
混合ダブルスでも、中国とインドネシア、さらに中国香港特別行政区のペアが上位に進出しており、アジアを中心とするバドミントン強豪地域の厚みがあらためて示されました。シンガポール・オープンは、各国・地域のトップ選手たちのコンディションや勢力図を知るうえでも、重要な国際大会になっています。
通勤時間やスキマ時間にスマートフォンで観戦結果を追う読者にとっても、今大会の動きは、世界のバドミントンシーンの「いま」を知る良い機会と言えるでしょう。
Reference(s):
Singapore Open: Chen Yufei ends An Se-young's 27-match winning streak
cgtn.com








