メッシがアルゼンチン代表に復帰 W杯南米予選チリ・コロンビア戦を前に
2025年、サッカーW杯南米予選で王者アルゼンチンが再び動き出しました。約7か月ぶりに代表へ復帰したリオネル・メッシが、チリ戦とコロンビア戦を前にチームに合流したことは、国際サッカーニュースの中でも大きな話題となりました。
7か月ぶりの代表戦へ メッシがチームに合流
アルゼンチン代表のエース、リオネル・メッシが代表ユニフォームに袖を通したのは、2024年11月の試合が最後でした。その後、2025年3月の代表戦は筋肉系のトラブルにより欠場し、国際舞台からは約7か月離れていました。
それでも、2025年のワールドカップ南米予選でチリ代表、コロンビア代表との連戦を控えるタイミングで、メッシは再び代表合流を果たしました。クラブではインテル・マイアミで好調を維持しており、直近のコロンバス・クルー戦では2得点3アシストを記録し、米メジャーリーグサッカー(MLS)の週間最優秀選手にも選出されました。
37歳となったメッシにとっても、2026年大会へ向けたサイクルの中で、自身の役割や出場時間をどうマネジメントしていくかが問われるフェーズに入っています。それでも南米予選の重要な局面でチームに帯同したことは、代表の中心であり続けるという強いメッセージと受け止められました。
アルゼンチン代表はすでに2026年W杯出場権を確保
アルゼンチン代表は、南米予選14試合を終えた時点で勝ち点31とし、2位のエクアドルに8ポイント差をつけて首位に立っています。2026年FIFAワールドカップへの出場権もすでに獲得しており、王者の余裕を持ちながら残りの予選に臨む形となりました。
すでに本大会行きが決まっている状況でも、チリ戦やコロンビア戦が軽視されるわけではありません。南米予選は常に高い強度の試合が続きますし、チームとしては次のようなテーマを同時に進める必要があります。
- 2026年に向けた戦術の確認
- 選手のコンビネーション構築
- ベテランと若手のバランス調整
特に世界チャンピオンとして臨む予選では、一つひとつの試合が王者としてどう戦うかを問われる舞台でもあります。
主力不在の中盤とラウタロの合流
一方で、この時期のアルゼンチン代表には悩ましい要素もありました。中盤の軸を担ってきたアレクシス・マク・アリスター、エンソ・フェルナンデス、レアンドロ・パレデスがいずれもメンバーから外れていたためです。
この不在は、次のような部分に影響を与える可能性があります。
- ボール保持時の安定感
- 前線への配球の質
- 守備から攻撃への切り替えのテンポ
監督・スタッフにとっては、新たな組み合わせを試しつつ、メッシとの連係をどう再構築するかがポイントになりました。
攻撃陣では、インテル(イタリア)のラウタロ・マルティネスがUEFAチャンピオンズリーグ決勝に出場した直後に代表へ合流しました。チームへの合流は他の選手より遅れましたが、アルゼンチンがホームのブエノスアイレスで迎えたコロンビア戦には出場できる見通しとされていました。
王者アルゼンチンの次の物語
アルゼンチン代表は、前回大会のワールドカップ優勝以降も常に次の大会を見据えたチームづくりを進めています。2025年の南米予選での戦いは、その途中経過を象徴するような時間でした。
すでに出場権を得ている中でなお全力を尽くす姿勢、37歳になっても代表復帰を選んだメッシの決断、クラブと代表の過密日程を縫って合流するラウタロなど、個々の選択がアルゼンチンらしさを形づくっています。
日本から国際サッカーをフォローする私たちにとっても、
- ベテランと若手の共存をどう図るのか
- すでに出場権を得たチームが予選をどう位置づけるのか
- スター選手のコンディション管理と代表招集のバランス
といった視点は、単なる試合結果以上に考えどころの多いテーマと言えるでしょう。2026年大会に向けて、王者アルゼンチンがどのようにチームを進化させていくのか。今後の国際ニュースでも、継続して追いかけていきたいポイントです。
Reference(s):
Reigning champions Argentina assemble ahead of World Cup qualifiers
cgtn.com








