中国男子体操が銀と銅 アジア男子体操選手権最終日
韓国・堤川で行われたアジア男子体操競技選手権の最終日、現地日曜の種目別決勝で中国代表が銀メダルと銅メダルを1個ずつ獲得しました。アジアの男子体操で勢力図の変化も感じさせる結果となっています。
跳馬で黄銘琪が銀メダル イランに大会初の金
跳馬の決勝では、中国の黄銘琪選手がイランのマフディ・オルファティ選手と接戦を演じました。黄選手は14.400点をマークしましたが、オルファティ選手にわずか0.100ポイント及ばず、銀メダルとなりました。
それでも、この得点差からは高難度の技と安定した着地をそろえたハイレベルな争いだったことがうかがえます。一方で、オルファティ選手の優勝は、アジア選手権でイラン体操史上初の金メダルという快挙となりました。アジア男子体操の舞台で、新たな国や地域の台頭がはっきりと示された形です。
鉄棒では田昊が銅 Shi Congは5位
鉄棒の決勝には、中国から田昊選手と石聡選手の2人が進出しました。田選手は14.700点を挙げて銅メダルを獲得し、中国にこの日2つ目のメダルをもたらしました。石聡選手は、決勝で5位という結果でした。
この種目の金メダルはチャイニーズタイペイの唐嘉鴻選手が15.233点で獲得し、日本の綱貝智大選手が銀メダルとなりました。複数の国と地域からメダリストが生まれたことで、アジア男子体操の競争が一段と拡大していることが分かります。
アジア男子体操の勢力図はどう変わるか
今大会最終日の結果から見えるのは、伝統的に強豪とされてきた中国や日本に加え、イランやチャイニーズタイペイなど、より多くの国と地域がメダル争いに加わっているという構図です。
- 跳馬では中国の黄銘琪が銀、イランが歴史的な初金
- 鉄棒では中国が銅、金はチャイニーズタイペイ、銀は日本
- アジア各地から実力者が台頭し、競争の幅が拡大
中国代表にとっては、接戦で金メダルを逃した悔しさとともに、複数種目で決勝に複数の選手を送り込めた手応えも残る大会となりました。アジアのレベルが全体として底上げされる中で、今後の国際大会に向けて、演技の完成度や安定感をどこまで高められるかが問われていきそうです。
アジア男子体操競技選手権のような大陸大会は、新たなスター選手の登場や勢力図の変化をいち早く映し出す場でもあります。今回の結果は、中国を含むアジア各国・地域が互いに刺激し合いながら、世界の舞台での存在感をさらに高めていくプロセスの一場面と言えそうです。
Reference(s):
China add two medals at Asian Men's Artistic Gymnastics Championships
cgtn.com







