中国15回全国運動会 女子U16サッカー初金は上海
中国15回全国運動会、女子U16サッカー初代女王は上海
中国の第15回全国運動会で、最初の金メダルを手にしたのは女子U16サッカー上海代表でした。南部・広東省広州市の天河体育場で行われた決勝で、上海が地元の広東を1対0で下し、若い選手たちが大会の幕開けを鮮やかに飾りました。
PK戦ではなく、二つのPKが勝敗を分ける
決勝は拮抗した展開のなか、二つのペナルティーキック(PK)が勝負を決めました。前半33分、広東がPKを獲得しましたが、Liu Yuke選手のシュートは上海のGK、Bai Shuiling選手にセーブされ、先制の好機を逃します。
一方で後半75分、今度は上海がPKを与えられます。キッカーのCheng Wandi選手がこれを落ち着いて決め、この1点が決勝点となりました。最終的にスコアは1対0。上海が女子U16サッカーのタイトルと、第15回大会で最初の競技金メダルを手にしました。
試合のポイントを整理
- 大会名:第15回全国運動会(中国)女子U16サッカー
- 会場:広東省広州市・天河体育場
- 結果:上海 1-0 広東
- 得点:後半75分 Cheng Wandi選手(PK)
- キーマン:前半33分のPKを止めたGK Bai Shuiling選手
若い世代にとっての大きなステージ
全国運動会は、中国の各地域から代表チームが集まり、さまざまな競技で競い合う国内最大級の総合スポーツ大会の一つです。そこで最初の金メダルを争う決勝のピッチに立つこと自体が、U16世代の選手たちにとって貴重な経験となります。
特に女子サッカーでは、若い世代の育成が競技力向上のカギを握ります。プレッシャーのかかるPKを任されたLiu Yuke選手やCheng Wandi選手、そしてゴールを守り抜いたBai Shuiling選手は、それぞれの場面で大きな責任を背負いながらプレーしました。この経験が、今後の成長につながっていくと考えられます。
上海と広東、それぞれの収穫
上海にとっては、大会初の金メダルをもたらしたという意味で、チーム全体の自信を高める勝利となりました。守備陣が難しい時間帯をしのぎ、少ない好機を確実にものにした試合運びは、トーナメントを勝ち抜くうえでのモデルケースといえます。
一方の広東にとっては、地元での決勝でPKを決めきれなかった悔しさが残る一戦となりました。それでも、90分を通じて主導権を争い、大会の開幕を盛り上げたことは大きな意味があります。スタジアムを埋めた観客にとっても、若い選手たちの全力のプレーは強い印象を残したはずです。
女子サッカーとユース世代に広がる期待
今回の決勝は、スコアこそ1対0でしたが、試合内容は緊張感に満ちたものとなりました。大会の最初の金メダルを巡る一戦で、U16世代の選手たちが見せた冷静さや集中力は、女子サッカーの可能性の大きさを感じさせます。
この世代の選手たちが、今後どのような舞台で活躍していくのか。全国運動会での一歩は、彼女たちの長いキャリアの入り口に過ぎません。上海の優勝と広東の健闘は、中国の女子サッカーとユース世代の未来に、静かながら確かな期待を生み出しているように見えます。
Reference(s):
cgtn.com








