クリスティアーノ・ロナウドがEWC 2025グローバルアンバサダーに
サッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドが、世界最大級のeスポーツ大会「Esports World Cup 2025(EWC 2025)」のグローバルアンバサダーに就任しました。伝統的なスポーツとeスポーツの架け橋となる動きとして、国際ニュースとしても注目されています。
ロナウドがEWC 2025グローバルアンバサダーに
Esports World Cup Foundation(EWCF)は、EWC 2025の顔となるグローバルアンバサダーにクリスティアーノ・ロナウドを任命したと発表しました。
EWCFのラルフ・ライハートCEOは公式サイトで、ロナウドについて「伝統的なスポーツと競技的ゲームの架け橋となり、世界の舞台で栄光を目指す次世代のアスリートにスポットライトを当ててくれる存在だ」と評価しています。
ロナウド自身もX(旧Twitter)に「グローバルアンバサダーとしてEsports World Cupに参加できることを誇りに思う。困難を乗り越え、次の世代にインスピレーションを与えるeスポーツ選手たちと共に立てることがうれしい」と投稿し、eスポーツ選手への敬意を示しました。
すでに続いているEWCとの関わり
今回の就任は、ロナウドにとってEWCとの初めての協力ではありません。彼は2023年に行われたEWC 2024創設のグローバル発表に参加したほか、リヤドで行われた同大会の閉会式にも登場しています。
こうした継続的な関わりが、今回のグローバルアンバサダー就任につながったとみられます。単なるイメージキャラクターではなく、大会の立ち上げ段階から関わってきた存在として位置づけられている点が特徴的です。
リヤドで開催が予定されていたEWC 2025のスケール
発表時点の計画によると、EWC 2025は2025年7月7日から8月24日まで、サウジアラビアのリヤドで開催が予定されていました。
大会の規模は次のように説明されています。
- 参加選手:約2,000人のトッププレイヤー
- 参加クラブ:約200クラブ
- 参加国・地域:100以上
- 競技タイトル:24ゲームで25トーナメント
- 賞金総額:7,000万ドル超(過去最大規模とされるプライズプール)
国や地域、世代を越えてトッププレイヤーが集結する「eスポーツ版ワールドカップ」として、世界のeスポーツシーンを象徴するイベントとなることが期待されていました。
ゲームの中にも登場するロナウド
ロナウドは、EWC 2025で採用されている25のトーナメントタイトルのひとつ「FATAL FURY: City of the Wolves」にプレイアブルキャラクターとして登場することも明らかになっています。
実在のサッカースターが格闘ゲームのキャラクターとして操作できるという設定は、現実とゲーム空間の境界がますます曖昧になっていることを象徴していると言えるでしょう。ロナウドにとっても、ピッチの上だけでなくデジタル空間でもファンとつながる新しいかたちです。
「次世代のアスリート」をどう定義するか
ライハートCEOが語る「次世代のアスリート」とは、単にフィジカルな能力だけでなく、デジタル空間で競い合う選手たちも含めた広い概念です。
今回の就任からは、次のような変化の兆しが読み取れます。
- 世界的スターがeスポーツの「顔」になることで、eスポーツの社会的認知がさらに高まる可能性
- 若い世代にとって、サッカー選手とeスポーツ選手が同じ「憧れのアスリート」として並び立つ未来
- ブランドや大会側にとっても、スポーツとゲームをまたぐグローバルなマーケティングの重要性が増していること
伝統的なスポーツとeスポーツを分けて考えるのではなく、「競技」として連続的にとらえる視点が、今後ますます広がっていくかもしれません。
日本の視点から見えるポイント
日本でもeスポーツへの関心は高まり続けていますが、世界の動きを見ると、そのスケールとスピードはさらに加速しています。サッカー界屈指のスターが世界的eスポーツ大会のアンバサダーに就任したというニュースは、その象徴と言えます。
今後、日本のクラブや選手がこうした大型大会でどのような存在感を示していくのか。そして、現実のスポーツとオンラインゲームの両方で活躍する「二刀流」のアスリート像がどこまで広がるのか。読者一人ひとりが自分なりの視点で考えてみる余地がありそうです。
Reference(s):
Cristiano Ronaldo named Global Ambassador for Esports World Cup 2025
cgtn.com








