棒高跳びで世界記録更新 デュプランティスが6メートル28
棒高跳びで世界記録更新 デュプランティスが6メートル28
陸上の棒高跳びで、オリンピックと世界選手権の王者アルマンド・デュプランティス選手(25)が、世界記録を6メートル28に伸ばしました。スウェーデンの首都にあるオリンピックスタジアムで今週日曜日に行われた国際シリーズ大会「ダイヤモンドリーグ」でのことです。
ダイヤモンドリーグで1センチ上乗せ
デュプランティス選手は、この日の試合で自身が持つ世界記録を1センチ更新しました。前回の記録は、今年2月末にフランスでマークした6メートル27でした。
今回は6メートル28にバーを設定し、1回目の試技で成功。観客が見守る中、軽やかにバーを越え、スタジアムは大きな歓声に包まれました。
12回目の世界記録、母国のファンの前で
今回の更新は、デュプランティス選手にとって通算12回目の棒高跳び世界記録です。25歳という若さで、すでに何度も記録を塗り替えてきましたが、母国スウェーデンの観客の前で世界記録を出したのはこれが初めてです。
大会前には「母国で世界記録を出すことは、自分の夢の一つだ」と語っていたデュプランティス選手。その“夢”を、自らの跳躍で現実にしました。
6メートル00の後、狙いは世界記録一本
この日、デュプランティス選手はまず6メートル00をクリア。その後は、自身が持つ大会記録の6メートル16に挑戦する代わりに、いきなり世界記録の更新に狙いを定めました。
結果はその決断どおり、6メートル28を一発で成功。記録が表示されると、シャツを脱ぎ、拳を突き上げて歓声に応える姿が印象的でした。満員のスタンドは総立ちとなり、ホームのスターをたたえました。
「魔法のような気分」夢がかなった25歳
試合後、デュプランティス選手は「魔法のような気分だ」と喜びを語りました。
さらに、「どうしても達成したかった。ずっと『自分に足りないのは母国での世界記録だけだ』と言い続けてきた。これでやっとそろった。少し落ち着けそうだ」と、長年の思いが実った心境を明かしています。
なぜこのニュースが重要なのか
棒高跳びは、助走のスピード、しなやかな技術、そしてメンタルの強さがすべて問われる種目です。バーの高さが1センチ上がるだけでも、選手にとっては別次元の挑戦になります。
その中で、デュプランティス選手は12回も世界記録を書き換え、今回ついに母国のスタジアムで夢をかなえました。この記録更新は、単なる数字以上に、アスリートが「どこまで自分を高められるのか」という問いへの、一つの答えともいえます。
今後も、どこまでバーが「押し上げられていく」のか。陸上ファンだけでなく、スポーツ全体を追う人たちにとっても、目が離せない存在であり続けそうです。
Reference(s):
cgtn.com








