レアル新監督アロンソ初陣 クラブW杯でアル・ヒラルと1-1ドロー
クラブワールドカップでレアルが痛恨ドロー 新体制スタートに陰り
サッカーのFIFAクラブワールドカップで、スペインのレアル・マドリードがサウジアラビアのアル・ヒラルと1対1で引き分けました。グループHの一戦は米マイアミのハードロック・スタジアムで行われ、新監督シャビ・アロンソにとっての公式戦初陣でしたが、後半アディショナルタイムのPK失敗もあり、勝ち点3を取りこぼす形となりました。同日にはマンチェスター・シティが勝利し、クラブW杯の国際サッカーニュースとしても注目を集めています。
試合の流れ 若手ゴンサロ・ガルシアが先制も追いつかれる
レアルは前半、エースのキリアン・エムバペが体調不良で欠場する中、21歳のゴンサロ・ガルシアを前線に起用しました。この起用が当たり、前半30分過ぎ、ロドリゴのパスを受けたガルシアが冷静に決めて先制点を奪います。
しかし、アル・ヒラルもすぐに反撃します。新監督シモーネ・インザーギの初采配となったこの試合で、チームは落ち着きを失わず、前半のうちにPKを獲得。ラウル・アセンシオのファウルで与えられたPKをルベン・ネヴェスが決め、前半のうちに1対1の同点に追いつきました。
ハードロック・スタジアムには6万2415人もの観客が集まり、多くがレアルを応援するファンでしたが、前半はそうした声援に応える内容とは言えず、やや重い立ち上がりとなりました。
アロンソ新監督の初陣 後半に手応えも勝ち切れず
アロンソ監督は試合後、後半の出来には一定の手応えを口にしています。前半よりも後半の方がチャンスもボール支配も良かったと振り返り、ここからチーム作りを進めていく考えを示しました。
この試合では、新加入のトレント・アレクサンダー=アーノルドとディーン・フイセンが守備陣でデビューを飾りました。守備ラインの新しい組み合わせをいきなりクラブW杯の舞台で試すことになりましたが、エムバペ不在の中、攻撃と守備のバランスをどう整えるかは、今後の大きなテーマになりそうです。
アル・ヒラルの粘りとブヌのPKストップ
アル・ヒラルは、新体制の初戦ながら、組織だった守備と切り替えの速さでレアル相手に堂々と渡り合いました。とくに後半、押し込まれる時間帯が続きながらも集中力を切らさず、引き分けに持ち込んだ内容は、クラブW杯でのダークホース的存在を予感させるものです。
試合終盤にはドラマが待っていました。後半アディショナルタイム、フラン・ガルシアの顔付近にモハメド・アル・カフタニの手が当たったとしてレアルにPKが与えられます。しかし、フェデリコ・バルベルデが蹴った一打は、アル・ヒラル守護神ヤシン・ブヌのセーブに阻まれました。このビッグセーブにより、アル・ヒラルは価値ある勝ち点1を手にしています。
なぜこの引き分けが重要なのか
レアルにとっては、内容では上回りながらも勝ち点3を逃した痛いスタートです。グループHでの勝ち点1スタートは、今後のクラブワールドカップの日程にプレッシャーを与える可能性があります。一方で、チームづくりの初期段階にあるアロンソ監督にとっては、課題と収穫がはっきり見えた試合とも言えます。
- 決定力の精度をどう高めるか(アディショナルタイムのPK失敗を含む)
- アレクサンダー=アーノルドやフイセンら新戦力を、どのポジションでどう生かすか
- エムバペ不在時に、ガルシアら若手をどう組み込むかというプランBの構築
同じ日にクラブW杯で勝利したマンチェスター・シティが、ヨーロッパの強豪クラブとして順調なスタートを切った一方で、レアルは立ち上がりでつまずいた形です。とはいえ、グループステージはまだ始まったばかり。新監督アロンソの下で、次戦以降どのように修正し、クラブワールドカップのタイトル争いに戻ってくるのかが、今後の国際サッカーニュースの注目ポイントとなりそうです。
Reference(s):
Real Madrid held by Al-Hilal after Man City grab win at Club World Cup
cgtn.com








