FIBA 3x3ワールドカップ:中国男子がカナダ&プエルトリコ下し2連勝
2025年のFIBA 3×3ワールドカップはモンゴル・ウランバートルで続いており、グループステージ2日目の火曜日、中国男子代表がカナダとプエルトリコに連勝し、決勝トーナメント進出へ大きく前進しました。
2連勝スタート 中国男子の試合結果とグループ状況
FIBA 3×3ワールドカップの国際ニュースとして注目されるなか、中国男子代表は初日の2試合をともに制し、グループCで好スタートを切りました。試合結果は次のとおりです。
- 第1試合:対プエルトリコ 21-17
- 第2試合:対カナダ 22-20
中国男子代表のメンバーは、郭瀚宇(Guo Hanyu)、向志超(Xiang Zhichao)、張典良(Zhang Dianliang)、呉星睿(Wu Xingrui)の4人です。3人制バスケットボールらしく、少人数ながら攻守の役割を柔軟に入れ替えながら戦いました。
中国はフランス、オーストリア、カナダ、プエルトリコと同じグループCに入りました。大会フォーマットでは、
- 各グループ1位チーム:準々決勝へストレート進出
- 各グループ2位・3位:クロスオーバー方式のプレーオフで残りの枠を争う
という形になっており、グループステージでの1つ1つの勝利が、そのまま決勝トーナメント行きの行方を左右します。
カナダ戦:22-20の激戦を制した終盤の集中力
カナダとの第2試合は、FIBA 3×3らしい一進一退の接戦になりました。中国は序盤から流れるようなオフェンスを展開します。呉星睿が巧みなフェイクからドライブでレイアップを決め、郭瀚宇は外角シュートを沈めて主導権を握りました。
一方のカナダも、狭いスペースでの2対1の攻めを巧みに使い、点差を詰めます。スコアが15-15と並んだ場面で、中国はカナダの7つ目のチームファウルを誘発。ここで得た2本のフリースローをきっちり決め、17-15とリードを奪いました。
しかし、カナダも深い位置からのロングシュートで粘り、試合は18-18の同点に。終盤のプレッシャーが高まるなか、張典良が値千金の2点シュートを沈め、スコアは20-18となり中国がゲームポイントを握ります。
タイムアウト後、カナダは再びロングレンジからの一撃で20-20に追いつきますが、残り30秒余りで中国は慌てませんでした。最後は向志超が落ち着いて勝負のショットを決め、スコアは22-20。中国が接戦をものにしました。
カナダ戦で見えた中国の強み
- 呉星睿のドライブと郭瀚宇の外角シュートで、オフェンスにバリエーションを持たせたこと
- ファウルカウントを意識し、7つ目のチームファウルを引き出してフリースローを獲得した試合運び
- 同点に追いつかれても崩れず、終盤に向志超と張典良が決定打を放ったメンタルの強さ
こうした要素が重なり、最後の数ポゼッションでの落ち着きが勝敗を分けた形です。
プエルトリコ戦:守備とインサイドでつかんだ21-17
大会初戦となったプエルトリコ戦も、中国にとって簡単な試合ではありませんでした。序盤、中国は呉星睿が先制点を挙げるなど、攻撃面で良い入りを見せますが、プエルトリコも外角シュートで応戦します。
流れを引き寄せたのは、ディフェンスでした。呉星睿が相手のシュートをブロックするビッグプレーを見せると、張典良がゴール下で体を張って得点を重ね、スコアを五分に保ちます。
試合は残り約2分のところで14-14の同点と、最後まで緊迫した展開となりました。ここから中国は一気にギアを上げ、連続得点で主導権を握ります。終盤はファウルを誘って得たフリースローを呉星睿が確実に沈め、21-17で勝利を手にしました。
プエルトリコ戦のポイント
- 序盤から攻守ともに集中力を切らさず、接戦を維持したこと
- 呉星睿のブロックや張典良のインサイドプレーなど、守備からリズムを作った点
- 終盤のフリースローを確実に決めて、試合を締めくくったこと
一つのミスが流れを変えかねない3×3の試合で、最後までゲームプランを遂行しきったことが、この勝利につながったと言えます。
グループCの行方と今後の注目ポイント
中国男子代表がカナダとプエルトリコを破って2連勝を飾ったことで、グループCの上位争いは一層注目されています。フランス、オーストリアとの対戦も控えるなか、
- グループ1位で準々決勝へストレート進出できるか
- 2位・3位となった場合に備え、得失点差や内容面でどこまでアピールできるか
が焦点となります。
ここまでの2試合を見る限り、中国は
- 終盤の勝負どころでフリースローを確実に沈める冷静さ
- 外角シュートとインサイド攻撃のバランス
- ディフェンスから流れを変える個人技
といった強みを見せています。今後、よりフィジカルな相手や、戦術的に完成度の高いチームと当たったときに、同じように自分たちのリズムを維持できるかがカギになりそうです。
忙しい人のための3つの要点
- 中国男子代表がFIBA 3×3ワールドカップのグループステージ2日目でカナダ(22-20)、プエルトリコ(21-17)に連勝
- 終盤のフリースローと外角シュート、ディフェンスからの流れづくりが勝因
- グループC首位通過と準々決勝進出へ向け、今後のフランス・オーストリア戦にも注目が集まる
3×3バスケットボールは試合時間が短く、1本のシュートや1つの守備が結果を大きく左右します。中国男子代表が見せた、接戦をものにする集中力とゲームマネジメントは、今後の国際スポーツニュースの中でも注目しておきたいポイントです。
Reference(s):
FIBA 3×3 World Cup: China men's team clinch two straight wins on day 2
cgtn.com








