クラブW杯16強へ インテルとモンテレイ進出、ドルトムント首位
FIFAクラブワールドカップで、インテル・ミラノとメキシコのモンテレイがラウンド16進出を決めました。日本勢として出場していた浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ)は3連敗で大会を去っています。
試合結果のポイント
- インテル・ミラノ 2-0 リーベル・プレート(シアトル)
- モンテレイ 4-0 浦和レッズ(パサデナ)
- ボルシア・ドルトムント 1-0 蔚山(ウルサン)
- フルミネンセ 0-0 マメロディ・サンダウンズ
この結果、インテルとモンテレイがグループEから、ドルトムントとフルミネンセがグループFからラウンド16へ進み、アルゼンチンのリーベル・プレートと宿敵ボカ・ジュニオルスはそろって姿を消しました。
インテル、退場者続出の中で冷静な勝利
欧州チャンピオンズリーグ準優勝のインテル・ミラノは、シアトルのルーメン・フィールドでリーベル・プレートと対戦しました。約4万5000人の観客が見守る中、激しい削り合いとなった試合では、アルゼンチン勢に退場者が2人出る荒れ模様となりました。
後半66分、リーベルのルーカス・マルティネスがインテルのベテラン、ヘンリフ・ムヒタリアンを後方から倒して退場。その6分後、ティーンエージャーのフランチェスコ・エスポージトが待望の先制点を挙げ、自身にとってもインテルでの初ゴールとなりました。
終盤にはDFアレッサンドロ・バストーニが追加点を決めて2-0とし、クリスティアン・キヴ監督率いるチームがラウンド16進出を確実なものとしました。試合終盤、リーベルのゴンサロ・モンティエルも2枚目のイエローカードで退場となり、数的不利に陥ったアルゼンチン勢は反撃の糸口をつかめませんでした。
試合後には、一部リーベル・サポーターがピッチを去るインテルの選手に物を投げつける場面もあり、白熱した一戦は後味の悪さも残しています。
モンテレイが浦和を圧倒、日本勢は3連敗で大会終了
パサデナのローズボウルで行われたモンテレイ対浦和レッズ戦は、前半のわずか9分間で3点が生まれるワンサイドゲームとなりました。観客は約1万4000人と報じられ、スタンドは空席も目立つなかでの試合でした。
先制点を挙げたのはモンテレイのネルソン・デオッサ。ロングレンジからの豪快なミドルシュートを突き刺すと、続いてヘルマン・ベルテラメがファーサイドで押し込み2点目を奪います。
さらに元ポルトのウイング、ヘスス・コロナが30メートルを超える距離から強烈な一撃を決めて3点目。後半には再びベルテラメがネットを揺らし、モンテレイが4-0で快勝しました。日本勢の浦和はグループステージ3試合すべてに敗れ、大会を去ることになりました。
ドルトムントが首位通過、フルミネンセも16強へ
グループFでは、ボルシア・ドルトムントが蔚山に1-0で勝利し、グループ首位の座を確保しました。この結果、ドルトムントはグループFのトップとしてラウンド16に進みます。
同グループのもう一試合では、ブラジルのフルミネンセが南アフリカのマメロディ・サンダウンズと0-0で引き分けました。この結果、フルミネンセはドルトムントに次ぐ2位でグループを突破しています。
今後の対戦カードと大会の流れ
ラウンド16では、インテル・ミラノがシャーロットでフルミネンセと対戦し、モンテレイはアトランタでボルシア・ドルトムントと顔を合わせる予定です。ヨーロッパのクラブと南米・北中米のクラブが激突するカードが並び、トーナメントは一層の盛り上がりを見せそうです。
一方で、リーベル・プレートとボカ・ジュニオルスというアルゼンチンの人気クラブ2チームがそろって早期敗退となったことは、南米勢にとって厳しい結果とも言えます。熱狂的な応援でスタジアムの雰囲気を彩ったファンの存在とは対照的に、ピッチ上では結果が伴いませんでした。
日本のファンにとっては、浦和レッズの敗退で日本勢は姿を消しましたが、インテルやドルトムント、モンテレイ、フルミネンセなど、世界各地のクラブによる高いレベルの戦いが続いていきます。国際ニュースとしての注目度も高いクラブワールドカップの行方を、引き続き見守りたいところです。
Reference(s):
Inter Milan, Monterrey join Dortmund in round of 16 at Club World Cup
cgtn.com








