テニス国際ニュース:中国の張帥がウィンブルドン予選突破、本戦へ
テニスの四大大会(グランドスラム)の一つ、ウィンブルドンの女子シングルス予選で、中国本土出身のベテラン、張帥(Zhang Shuai)選手が本戦入りを決めました。ロンドンで今季3つ目の四大大会としてきょう開幕する予定の大会で、中国勢として6人目の本戦出場者となります。
- スコアは6-2、6-2のストレート勝ち
- ウィンブルドンでは初の予選突破で本戦へ
- 四大大会すべてで予選から本戦入りを達成
- 中国勢6人目として今大会の本戦に名を連ねる
予選決勝で見せた安定感あるプレー
張選手は木曜日に行われた予選で、タイのランラナ・タラルディー選手と対戦し、6-2、6-2のストレートで勝利しました。
第1セットでは、第5ゲームで最初のブレークに成功して3-2とリードを奪うと、第7ゲームでもブレーク。そのままサービスゲームをきっちりキープし、6-2で先取しました。
続く第2セットでも張選手のペースは崩れません。序盤5ゲームのうち2度のブレークで4-1と主導権を握ると、最後もサービスゲームを守り切り、再び6-2で締めくくりました。
36歳でかなえた「子どもの頃の夢」
試合後、張選手は「ウィンブルドンで何度プレーしたか覚えていないくらいですが、予選から本戦に勝ち上がったのは初めてです」と語りました。
さらに「これで四大大会すべてで本戦に自力で出場したことになります。子どもの頃の夢だったので本当にうれしいです。36歳になってもう一度それを達成できて、自分をとても誇りに思います。ここウィンブルドンでの毎日を楽しみたいですし、みんながいいプレーができますように」と、静かな喜びをにじませました。
中国勢6人が本戦へ、鄭欽文は第5シード
今回の勝利で、張選手は女子シングルス本戦に進む中国勢6人目となりました。女子では、張選手のほかに鄭欽文(Zheng Qinwen)、王欣瑜(Wang Xinyu)、袁悦(Yuan Yue)、朱琳(Zhu Lin)が名を連ねています。
男子シングルスでは、布雲朝克特(Buyunchaokete)選手が本戦入り。開催地であるオールイングランド・クラブで、中国勢の存在感が一段と増しつつあります。
オリンピック金メダリストで世界ランキング5位の鄭欽文選手は、第5シードとして大会に臨みます。一方、張選手、王選手、袁選手、朱選手、布雲朝克特選手はノーシードでの挑戦となります。
48回目の四大大会出場が映すもの
張選手にとって、今回の出場は四大大会全体で48回目、ウィンブルドンのシングルスでは11回目となります。長いキャリアを持ちながら、予選から挑戦し直し、本戦への切符をつかんだことは、トップアスリートのキャリアのあり方に一つの示唆を与えます。
年齢を重ねてもなおモチベーションを保ち、目標を更新し続ける姿は、多くのファンにとっても励みになるはずです。同時に、中国本土出身の選手たちが四大大会の舞台で着実に存在感を強めていることも浮かび上がります。
きょう開幕するウィンブルドン本戦で、張選手と中国勢がどこまで勝ち進むのか。芝のセンターコートでのプレーに、世界中から視線が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








