NHLドラフト2025:アイランダースがDFシェイファーを全体1位指名
NHLドラフト2025、全体1位はDFマシュー・シェイファー
2025年のNHLドラフトがロサンゼルス市内のピコック・シアターで行われ、ニューヨーク・アイランダースが全体1位指名で守備の有望株マシュー・シェイファーを選びました。アイランダースにとっては2009年以来となる全体1位指名で、関係者の間では順当な選択と受け止められています。
シェイファーはカナダ・オンタリオ州ハミルトン出身の17歳ディフェンスマン。身長6フィート2インチ(約188センチ)のブルーライナー(守備的なポジションの選手)で、過去2シーズンをオンタリオ・ホッケー・リーグ(OHL)のエリー・オッターズでプレーしてきました。
例外的なパックさばきとトランジション(守備から攻撃への切り替え)のうまさが持ち味で、昨季は鎖骨の骨折で12月に離脱するまで17試合で22ポイント(得点とアシストの合計)を記録しました。それでも攻守両面での高い評価は揺らがず、ほぼすべてのドラフト予想で上位に名を連ねてきました。
上位指名:ミサ、フロンドールら攻撃的タレントが続く
シェイファーに続く上位指名では、攻撃力の高いフォワードたちの名前が並びました。
- 2位指名:サンノゼ・シャークスが高得点源として期待されるフォワード、マイケル・ミサを獲得
- 3位指名:シカゴ・ブラックホークスがスウェーデン出身フォワードのアントン・フロンドールを選択
いずれも得点力と攻撃センスに優れた選手とされ、将来のチームの中心として育成していくことが想定されています。
フライヤーズとペンギンズ、トレードで積極補強
中位から上位にかけては、フィラデルフィア・フライヤーズとピッツバーグ・ペンギンズがトレードを駆使して指名権を動かし、将来の攻撃陣の核となるフォワード獲得に動きました。
フライヤーズはまず6位指名でフォワードのポーター・マートーンを指名。その後、トレードで12位まで指名順位を引き上げ、さらにフォワードのジャック・ネスビットを獲得しました。
一方のペンギンズは、ドラフト全体の中で指名順位を上げ下げする複数のトレードを成立させ、最終的に全体24位までに3つの指名権を確保。いずれもフォワードを選択し、将来の得点力アップにつなげる狙いをにじませました。
守備の全体1位指名が意味するもの
NHLドラフトでは、得点力のあるフォワードが上位を占めることが少なくありませんが、今年は守備の要となるディフェンスマンが全体1位に選ばれました。アイランダースがシェイファーを指名したことは、パックを運び、攻撃の起点となれる現代型ディフェンスの価値が高まっていることを象徴しているとも言えます。
鎖骨骨折という逆風を経験しながらも評価を落とさなかった点からは、シェイファーのプレー内容に対するスカウト陣の信頼の厚さがうかがえます。17歳という若さを考えると、短期的な即戦力というより、中長期的にチームのコアとなっていく存在として育てていく構想が見えてきます。
NHLドラフトを日本のファンはどう楽しむ?
NHLドラフトは、北米プロアイスホッケーリーグで各クラブが若手選手の交渉権を獲得する一大イベントです。日本から見ると距離のあるリーグですが、ドラフトで名前が挙がる選手たちは、数年後に世界最高レベルの舞台で活躍する可能性の高い将来のスター候補です。
今回のドラフトでは、守備の新星マシュー・シェイファーを軸に、サンノゼやシカゴ、フィラデルフィア、ピッツバーグなど複数のクラブが将来のチーム作りをどう描いているのかが垣間見えました。試合を見るときには「あのドラフトで指名された選手だ」と背景を知っておくと、プレーを見る目線も少し変わってきます。
日本語で国際ニュースや北米スポーツの動きを追いながら、自分なりの有望株を見つけておくのも、NHLの楽しみ方の一つと言えそうです。
まとめ:シェイファーは新時代ディフェンスの象徴か
ニューヨーク・アイランダースが全体1位で指名したマシュー・シェイファーは、パック運びと攻撃参加に優れた現代的なディフェンスマンとして、すでに高い評価を得ています。負傷による離脱を乗り越えながらもドラフトの最上位に立った17歳が、今後どのように成長していくのか。NHLの行方を占う上でも注目しておきたい存在です。
Reference(s):
Islanders choose Erie defenseman Schaefer with No. 1 pick in NHL draft
cgtn.com








