ウィンブルドン2025:中国の鄭欽文、初戦でシニアコバと対戦へ
2025年のウィンブルドン選手権のシングルス本戦ドローが金曜日に発表され、中国勢の組み合わせが出そろいました。女子ではオリンピック金メダリストの鄭欽文(Zheng Qinwen)がカテリナ・シニアコバとの初戦に臨み、男子ではブユンチャオカテ(Buyunchaokete)が唯一の中国選手としてデビュー戦に挑みます。
鄭欽文、中国女子テニスのエースは第5シード
22歳の鄭欽文は、2022年にウィンブルドンに初出場して3回戦に進出しましたが、その後の2年間は初戦敗退が続きました。今大会は女子シングルス第5シードとして臨み、1回戦ではチェコのカテリナ・シニアコバと対戦する組み合わせとなりました。
シニアコバはダブルスの実績も豊富なオールラウンダーで、芝コートでも安定したプレーを見せる選手です。鄭にとっては、サービスゲームをきっちりキープしつつ、リターンゲームでどれだけ主導権を握れるかが鍵になりそうです。
女子シングルス:中国勢5選手が本戦入り
女子シングルスでは、鄭欽文に加えて計5人の中国選手が本戦ドローに名を連ねています。それぞれの初戦の相手は次のとおりです。
- ワン・シンユー(Wang Xinyu):芝シーズン前哨戦のベルリン・オープンで、全仏オープン女王となったココ・ガウフを破って決勝に進出。そのワンは、本戦1回戦で第15シードのカロリナ・ムチョバ(チェコ)と当たることになりました。
- ジュー・リン(Zhu Lin):負傷などで長期離脱した選手が以前のランキングを一時的に使える「プロテクトランキング」を用いて本戦入りしました。昨年のウィンブルドンでは自身最高成績となる3回戦に進んでいます。
- ユエン・ユエ(Yuan Yue):ドイツの新鋭ノマ・ノハ・アクゲとのキャリア初対戦に臨みます。勢いのある若手との一戦で、序盤から主導権を握れるかがポイントです。
- チャン・シューアイ(Zhang Shuai):36歳のベテランは、予選でタイのランラナ・タラルディーをストレートで下し、本戦の切符をつかみました。
男子シングルス:ブユンチャオカテが唯一の中国選手に
男子シングルスでは、Zhang Zhizhen と Shang Juncheng がいずれもけがのため欠場し、中国勢はブユンチャオカテの1人だけとなりました。23歳のブユンチャオカテは、ランキングによるストレートインで自身初のウィンブルドン本戦出場を決めています。
1回戦では、第29シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦するドローになりました。サーブとリターンの質が問われる相手だけに、ブユンチャオカテがどこまで自分のプレーを貫けるかに注目が集まります。
広がる中国テニスの存在感
オリンピック金メダリストの鄭欽文を筆頭に、複数の若手・中堅がグランドスラム本戦に名を連ねる構図は、中国テニスの層の厚さを物語っています。女子では5人が同じ大会の本戦にそろい、男子でも新顔の台頭が見られます。
ウィンブルドンの芝コートは、ボールが速く弾み、ポイントが短く終わりやすい独特のサーフェスです。その中で、中国勢がどこまで自分たちのテニスを貫き、結果を残せるのか。アジアから世界トップレベルに挑む姿は、日本を含む地域のテニスファンにとっても、注目すべきストーリーと言えるでしょう。
この記事のポイント
- 2025年ウィンブルドンの本戦ドローが発表され、中国の鄭欽文は1回戦でシニアコバと対戦する組み合わせに
- 女子シングルスでは鄭を含む5人の中国選手が本戦入りし、それぞれ強敵との初戦に臨む
- 男子シングルスはブユンチャオカテが唯一の中国選手として本戦デビュー、ナカシマと初戦で対戦
Reference(s):
China's Olympic champion Zheng to face Siniakova first at Wimbledon
cgtn.com








