FIBA男子3×3ワールドカップ:中国代表が準々決勝でスペインに惜敗
中国代表、FIBA男子3×3ワールドカップ準々決勝でスペインに惜敗
国際ニュースとして注目されたFIBA男子3×3ワールドカップで、中国代表は準々決勝でスペインに16-21と敗れ、史上初のベスト8で大会を終えました。試合内容や今後への意味を整理します。
スコアは21-16、中国は世界トップと互角の時間帯も
試合はモンゴルの首都ウランバートルで行われ、スペインが21-16で勝利しました。スコアだけを見れば5点差ですが、途中までは中国代表が主導権を握る場面もありました。
序盤:スペインのインサイド攻勢に中国が外から応戦
立ち上がりからスペインは激しいドライブでペイントエリアに何度も攻め込み、中国ディフェンスに圧力をかけました。一方で、中国は張殿亮選手が外角シュート(アウトサイドショット)を沈め、流れを落ち着かせます。
スペインがリードを保ちながらも、点差を大きく広げることはできず、中国は粘り強く食らいつく展開が続きました。
中盤:フリースローと2点シュートで逆転
試合中盤、中国代表は反撃に転じます。呉星鋭選手がフリースローを2本沈め、さらに郭瀚瑜選手が2点シュート(3×3でのロングレンジショット)を決め、一時は中国が逆転に成功しました。
しかし、その後はオフェンスファウルが続き、せっかくつかんだ流れを完全には自分たちのものにできませんでした。このファウルトラブルが、結果的に最後まで響いた形です。
終盤:16-16からの5連続失点で勝負あり
接戦のまま終盤を迎え、スコアは16-16の同点に。ここから最後の数プレーで、流れは一気にスペインへ傾きます。スペインが連続得点を重ね、5点を一気に奪取。21点に到達した時点でゲームは終了し、中国代表はあと一歩届きませんでした。
それでも「史上最高成績」――中国3×3代表の前進
敗れはしたものの、中国代表にとって今回のワールドカップは、男子3×3で史上初のベスト8進出という大きな一歩となりました。世界の強豪が集まる舞台で準々決勝まで勝ち上がった経験は、チームにとって大きな財産です。
終盤のファウル管理や、拮抗した展開でどう試合を締めくくるかといった課題は見えた一方で、スペイン相手に逆転する時間帯をつくれたことは、十分な手応えと言えます。
スペインはドイツと準決勝へ、中国は次のステージを見据える
勝利したスペインは、この後の準決勝でドイツと対戦します。一方、中国代表は「ベスト8」という結果を土台に、次回大会でのさらなる躍進を見据えることになります。
3×3バスケットボールは、スピード感と1本のシュートで流れが変わるダイナミックさが特徴の競技です。今回の準々決勝は、その魅力と同時に、中国代表が世界の舞台で存在感を高めつつあることを示す試合となりました。
Reference(s):
China eliminated by Spain in quarterfinals at FIBA Men's 3×3 World Cup
cgtn.com








