中国出身18歳・Wang Haoxi、NHLドラフト33位 史上最高順位の快挙
中国出身の18歳ディフェンス、ワン・ハオシ(Wang Haoxi)が、今年米ロサンゼルスで行われたNHLドラフトでサンノゼ・シャークスから全体33位指名を受けました。中国出身選手としては史上最高順位となる快挙で、中国アイスホッケーの新たな一歩として注目されています。
ロサンゼルスのNHLドラフトで歴史的指名
現地時間の土曜日、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われた今年のNHLドラフトで、ワン・ハオシは2巡目・全体33位でサンノゼ・シャークスに指名されました。この指名により、彼はナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)の歴史の中で、中国出身選手として最も高い順位でドラフトされた選手となりました。
NHLドラフトでの指名順位は、球団からの期待値を示す重要な指標とされています。その中での33位という数字は、ワンが高い評価を受けていることを物語っています。
18歳・1.98メートルの大型ディフェンス
ワンは現在18歳で、身長は1.98メートルという恵まれた体格の持ち主です。ポジションはディフェンスで、そのサイズ自体がすでに大きな注目を集めています。
中国・北京出身のワンは、4歳のときにアイスホッケーを始めました。幼少期から競技に親しみ、地元で経験を重ねながらキャリアを築いてきました。
ハルビン・アジア冬季大会でのタイトルとNHLキャンプ
ワンは今年、ハルビンで開催されたアジア冬季大会のユースグループで、出身地の北京チームを優勝に導きました。この大会での活躍が、国際レベルでの評価につながったと考えられます。
さらにワンは、今年6月にはNHLのルーキー・トレーニングキャンプにも参加しています。将来を嘱望される若手選手が集う場で経験を積んだことは、今回のドラフト指名に向けた重要なステップとなりました。
中国アイスホッケーへの思い:「もっと良くなってほしい」
歴史的な指名を受けたあとも、ワンの視線は自分自身だけでなく、中国アイスホッケー全体に向けられています。彼は次のように語っています。
「まず、中国からのすべてのサポートにとても感謝しています。中国のホッケーの発展がこれからもっと良くなってほしい。もっと多くの中国のホッケー選手がNHLにドラフトされて、さらに多くの歴史をつくってほしい。自分自身も成長を続け、練習で努力を重ねて、一日も早くNHLのリンクでプレーしたいです。」
感謝とともに、自身の成長への意欲、そして後に続く選手たちへの期待がにじむコメントです。単なる個人の成功にとどまらず、中国のアイスホッケー全体を押し上げたいという思いがうかがえます。
アジアのホッケーシーンにとっての意味
ワンのように、中国出身の選手がNHLドラフトで高い順位で指名されることは、アジアのアイスホッケーにとっても象徴的な出来事です。子どもたちにとっては、自分たちにもチャンスがあると感じさせる具体的なロールモデルになり得ます。
今回の歴史的指名をきっかけに、中国国内での競技人口の増加や育成環境の整備がさらに進めば、将来的にNHLでプレーするアジア出身選手が増える可能性もあります。ワンが掲げる「もっと多くの中国の選手がNHLへ」という目標は、次の世代につながる現実的なビジョンとして受け止められつつあります。
18歳の大型ディフェンスが踏み出した一歩は、中国のみならずアジア全体のアイスホッケーの未来を照らす光になるかもしれません。今後の成長とNHLデビューの行方に、注目が集まりそうです。
Reference(s):
Wang Haoxi taken 33rd as highest-drafted Chinese player in NHL history
cgtn.com








