ウィンブルドン女子ダブルス:張帥&アレクサンドロワが32強入り、Wang&Zhengは敗退
ウィンブルドンの女子ダブルスで、中国の張帥(Zhang Shuai)とロシアのエカテリーナ・アレクサンドロワ組がベスト32進出を決めました。一方で、同じく大会に出場していたWang&Zhengのペアは序盤で姿を消し、明暗が分かれる結果となっています。
張帥&アレクサンドロワ、ウクライナペアをストレート撃破
女子ダブルス1回戦で、張帥とアレクサンドロワは、ウクライナのナディア・キチェノク/ユーリア・スタロドゥブツェワ組と対戦しました。スコアは7-5、6-2のストレート勝ち。第1セットこそ競り合いになったものの、大事なポイントをしっかり取り切り、試合の流れをつかみました。
2人はこれまでにも何度もペアを組んできたコンビです。この試合では、5つのブレークポイント(相手のサービスゲームを破るチャンス)をものにし、主導権を握ったままウクライナ勢を振り切りました。この勝利により、張&アレクサンドロワ組は女子ダブルスのベスト32入りを決め、第2ラウンドへと駒を進めています。
ベテラン張帥の経験とアレクサンドロワのシングルス力
現在36歳のベテランである張帥は、キャリアを通じてダブルスでも豊富な経験を積んできました。その張が、シングルスを得意とするアレクサンドロワと組むことで、ペアとしての強みが際立っています。
張は試合後、パートナーについて「彼女はシングルスの優れた選手なので、さまざまな場面でテストに耐えられる技術を持っている。私たちはとてもうまく連携できているので、今後も良いパフォーマンスを続けたい」と語りました。
このコメントからも分かるように、ベテランの安定感とシングルス巧者の総合力がかみ合ったペアといえます。ダブルスでは、片方がネット前でプレッシャーをかけ、もう片方が後方で守備と展開づくりを担うケースが多く見られますが、両者ともに「どのポジションでも戦える」ことが、このペアの強みになっていると考えられます。
Wang&Zhengペアは序盤で敗退
一方で、同じく女子ダブルスに出場していたWang&Zhengのペアは、今大会序盤で敗退し、次のラウンドに進むことはできませんでした。詳細なスコアや対戦相手は明らかにされていませんが、張&アレクサンドロワ組とは対照的に、早い段階で大会を去る形となりました。
これにより、今大会の女子ダブルスでは、張帥とアレクサンドロワのペアが引き続き注目を集める存在となりそうです。
女子ダブルス戦線で見えてきたもの
今回の試合からは、ウィンブルドンというグランドスラム大会の女子ダブルスで勝ち上がるために、どのような要素が重要なのかが見えてきます。特にポイントになるのは、次のような点です。
- ブレークポイントの決定力:張&アレクサンドロワ組は5つのブレークポイントをものにし、流れを引き寄せました。限られたチャンスを確実に得点に結びつける力は、トップレベルのダブルスには不可欠です。
- コンビ経験:これまで何度もペアを組んできたという2人は、互いのプレースタイルを理解していることがうかがえます。ポジションチェンジやカバーの動きに無駄がないことは、大会が進むほど大きな差になります。
- メンタルの安定:第1セットを接戦で取り切れたことが、その後のスコアに直結しました。ベテランである張の落ち着きは、アレクサンドロワにとっても心強い支えになっていると考えられます。
今後のラウンドで注目したいポイント
ベスト32入りを決めた張&アレクサンドロワ組は、ここからさらに上位進出を狙います。今後の試合で、ファンとして注目したいポイントは次のとおりです。
- サービスゲームの安定感が維持できるか
- 強豪ペアとの対戦で、ブレークポイントをどれだけものにできるか
- 長いラリーやタフなスケジュールの中で、36歳の張がどうコンディションを保つか
ウィンブルドンは、コートの特性やボールの弾み方が他の大会とは異なり、対応力が試される舞台です。張が語った「良いパフォーマンスを続けたい」という言葉が、今後どこまで現実のものとなるのか。女子ダブルス戦線の一つの軸として、張&アレクサンドロワ組の戦いぶりに注目が集まります。
国際ニュースとしてのテニスを見る視点からも、国や地域を越えて選手同士がペアを組み、協力し合うダブルスは、スポーツならではの関係性や戦略を映し出す競技です。ウィンブルドン女子ダブルスの行方を追いながら、自分なりの「勝ち方のパターン」を考えてみるのも面白いかもしれません。
Reference(s):
Zhang & Alexandrova advance to last 32, Wang & Zheng eliminated
cgtn.com








