ウィンブルドン女子単2回戦 中国の王欣瑜がソンメズに惜敗
ロンドンで開催中のテニスの四大大会・ウィンブルドン女子シングルス2回戦で、中国の王欣瑜(ワン・シンユー)がトルコ出身のゼイネプ・ソンメズに7-5、7-5で敗れました。接戦の末のストレート負けとなり、先月の躍進から一転して、芝のコートで苦しい結果となりました。
接戦の末にソンメズがストレート勝ち
試合はロンドンのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クロケット・クラブで行われました。ウィンブルドンの女子シングルス2回戦で、スコアはソンメズが7-5、7-5。いずれのセットも1ブレーク差という、紙一重の勝負でした。
第1セットは、両者が互いにサービスブレークを奪い合う展開となりましたが、終盤でソンメズが抜け出し7-5で先取します。第2セットも5-5までは拮抗した戦いが続きましたが、ここからソンメズが一段と攻撃的なプレーを見せ、要所を押さえて勝利を決めました。
王欣瑜「彼女は本当に素晴らしいプレーをした」
試合後、王欣瑜は相手のプレーを率直に称えました。
「彼女は今日は本当に素晴らしいプレーをしました。特にサービスリターンとベースラインでのプレーが良くて、簡単なポイントはほとんどありませんでした」と振り返ります。
さらに、第2セットの流れについてもこう分析しました。
「4-1から、彼女は吹っ切れたように、より自由にプレーし始めたと思います。いくつかの重要なポイントをものにして、そこからもっとリラックスしてプレーしていました。その瞬間から、彼女は確実にレベルを上げたと感じました。」
試合全体については、悔しさと手応えの両方を口にしています。
「もちろん、とても残念です。相手は本当に良いプレーをしましたが、試合自体はとても接戦で、自分がもっと良くできたと感じる場面もありました。でも、今日は自分にできるベストは尽くしたと思います。」
ベルリンでの快進撃から一転 芝で問われた“勢いの継続”
王欣瑜は、先月のベルリン・オープンで自身初の女子テニス協会(WTA)ツアー決勝に進出し、好調ぶりを印象づけていました。今年に入って国際テニスシーンで存在感を高めていただけに、今大会は「その勢いを芝のグランドスラムでどこまで発揮できるか」が一つの焦点でした。
しかし、ウィンブルドンでは2回戦での敗退となり、流れを完全にはつなげられなかった形です。一方で、スコアはいずれも7-5と競った内容であり、トップレベルの舞台でも互角に戦える力を示したとも言えます。
コメントからは、相手の出来を認めつつ、自分の課題を冷静に振り返る姿勢が見て取れます。こうした試合の積み重ねが、今後のシーズンでの成長につながる可能性も大きいでしょう。
ソンメズは自己最高のグランドスラム成績に
勝利したゼイネプ・ソンメズ(23歳)は、このウィンブルドンで自身のグランドスラムにおける自己最高成績を更新しました。今回の勝利により、女子シングルスでベスト32(3回戦)進出を決めています。
両者とも23歳と同世代の選手であり、今後の国際テニス界を担う存在という点では共通しています。今回の結果はソンメズにとって大きな自信となり、王欣瑜にとっては課題と収穫が同時に残る一戦となりました。
今回の試合から見えるもの
今回のウィンブルドン女子シングルス2回戦は、スコアだけを見ればストレート負けですが、内容は非常に競ったものでした。
- 互いにサービスブレークを奪い合う拮抗した展開
- 第2セット5-5まで続いた緊張感のある攻防
- 勝敗を分けたのは、終盤でのわずかな攻撃性と精度の差
国際ニュースとしても注目されるウィンブルドンの舞台で、若い2人の選手が見せたせめぎ合いは、テニスファンにとっても今後を占う材料となります。王欣瑜の「ベストは尽くした」という言葉の通り、この敗戦が次のシーズンにどう生かされるのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
Wang Xinyu eliminated by Sonmez in second round at Wimbledon
cgtn.com








