クラブW杯準々決勝、レアルがドルトムントに3-2勝利 エムバペ決勝バイシクル
FIFAクラブワールドカップ準々決勝で、レアル・マドリードがボルシア・ドルトムントに3-2で勝利しました。後半アディショナルタイムに3ゴールが生まれる劇的な展開を、途中出場のキリアン・エムバペのバイシクルシュートと、ティボー・クルトワの決定的なセーブが締めくくりました。
- 前半20分までにレアルが2点リード
- 後半アディショナルタイムだけで3ゴールが生まれる乱戦
- エムバペのバイシクルとクルトワの指先が勝負を決める
- レアルは水曜日の準決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦
30度の暑さの中、レアルが前半で主導権
試合は現地時間の土曜日午後3時キックオフ。気温30度の暑さのなかで行われた一戦で、レアルは立ち上がりから主導権を握りました。
10分にはゴンサロ・ガルシアが先制点を挙げ、20分にはフラン・ガルシアが追加点。開始20分までに2-0とリードを広げ、試合のペースを引き寄せました。
若きゴンサロ・ガルシア抜てき 新監督アロンソの決断
21歳のゴンサロ・ガルシアは、過去2シーズンでリーグ戦5試合の出場にとどまっていた選手です。それでも新監督シャビ・アロンソは、急性胃腸炎から回復途中にあるエムバペではなく、ガルシアを先発起用しました。
この決断は見事に的中し、ガルシアは今大会4点目をマーク。これで、ベンフィカのアンヘル・ディ・マリアやアル・ヒラルのマルコス・レオナルドと並び、大会得点王争いのトップに立っています。
試合終盤に訪れたアディショナルタイムの「狂騒」
2-0のまま迎えた後半アディショナルタイム、試合は一気に動きます。まず、ドルトムントのマクシミリアン・バイアーが追加時間開始から3分で1点を返し、2-1と追い上げました。
しかし、そのわずか1分後にドラマが待っていました。67分から途中出場していたエムバペが、ゴール前で見事なバイシクルシュートを決め、スコアは3-1。世界トップクラスのストライカーらしい一撃で、レアルは再び2点差とします。
それでも試合は終わりません。アディショナルタイム8分、Serhou Guirassyが得たPKを自ら決め、ドルトムントが再び1点差に迫ります。この場面では、Guirassyを倒したDean Huijsenにレッドカードが提示され、レアルは数的不利に立たされました。
クルトワの「指先」が守った準決勝行き
3-2のまま迎えたほぼラストプレー。ドルトムントのマルセル・ザビッツァーが放ったシュートはゴール左隅を捉えたかに見えましたが、ここで立ちはだかったのがレアルの守護神ティボー・クルトワです。
身長約2メートルの長い腕を目いっぱい伸ばしたクルトワが、指先でこのシュートをゴールポストの外へと弾き出し、試合終了のホイッスル。劇的な攻防の末、レアルがクラブW杯準決勝行きを決めました。
エムバペは途中出場 ベリンガム兄弟対決は実現せず
エムバペは体調面を考慮され、67分から途中出場となりました。交代でピッチを退いたのはジュード・ベリンガムです。
ジュードは本来であれば、弟ジョーブとの対戦が期待されていましたが、ジョーブは累積警告によりこの試合を出場停止に。注目の兄弟対決は次の機会に持ち越しとなりました。
レアルは水曜日にPSGと準決勝 もう一方ではチェルシーがブラジル勢と激突
この勝利により、レアル・マドリードはクラブワールドカップ準決勝に進出。次戦は、UEFAチャンピオンズリーグ王者のパリ・サンジェルマン(PSG)と現地時間水曜日に対戦する予定です。
その前日の火曜日には、チェルシーとブラジルのフルミネンセがもう一つの準決勝進出をかけて戦います。欧州のクラブとブラジルのクラブが顔をそろえる今大会は、ここから一気にクライマックスへと向かっていきます。
続くドルトムント戦での強さ 7試合無敗に
レアルはこれでドルトムント戦5連勝。2014年のチャンピオンズリーグ準々決勝で敗れて以来、7試合連続で負けなしとし、相性の良さをあらためて示しました。
劇的勝利で勢いに乗るレアルが、準決勝でPSGを相手にどのようなサッカーを見せるのか。世界のクラブ頂点を決める舞台での戦いは、さらに注目を集めそうです。
Reference(s):
Real Madrid edge Dortmund 3-2 in quarterfinals at Club World Cup
cgtn.com








