中国U16がウズベキスタン撃破 2-1勝利で韓国との優勝決定戦へ
中国U16男子サッカー代表が、CFA Team China Shenyang Peace Cup International Tournament 2025の第2戦でウズベキスタンを2-1で下し、火曜日に行われる韓国との優勝決定戦に弾みをつけました。
立ち上がり2分で先制も、前半終了間際に追いつかれる
試合は現地時間の日曜日、瀋陽で行われました。中国U16は開始早々から主導権を握ります。
前半2分、左サイドから抜け出したHe Sifanのクロスに、ゴール前のKuang Zhaoleiが足を合わせて押し込み、中国が理想的な形で先制しました。
勢いに乗る中国はさらにリードを広げるチャンスを得ます。Wang Feiniyaがペナルティーエリア内でファウルを受け、PKを獲得。自らキッカーを務め、ゴール中央へのチップキックで狙ういわゆるパネンカ気味のシュートを試みましたが、これはウズベキスタンのGKに冷静に読まれてセーブされました。
この好機を生かしきれなかった中国は、前半アディショナルタイムに代償を払う形となります。ウズベキスタンにサイドからクロスを入れられ、中央でのヘディングシュートを許して失点。1-1の同点でハーフタイムを迎えました。
激しい後半、88分のロングシュートが決勝点に
後半は両チームとも強度を上げ、球際の攻防が激しさを増しました。中国もウズベキスタンもゴール前まで迫る場面をつくったものの、最後の一押しを欠き、スコアはなかなか動きません。
試合が終盤に差しかかった88分、中国がついに均衡を破ります。コーナーキックのこぼれ球を拾うと、ペナルティーエリア外にいたZhou Yunuoが思い切ってロングシュート。これがゴール右側に突き刺さり、貴重な勝ち越し点となりました。
その後はリードを守り切り、中国が2-1で勝利。拮抗した展開の中で、終了間際に決定力を発揮した形です。
日本戦ドローからの巻き返しで暫定2位
中国U16は今大会初戦で日本と1-1で引き分けており、このウズベキスタン戦が大会2試合目でした。勝利を収めたことで勝ち点を伸ばし、現在は順位表で2位につけています。
一方、同じ日には韓国が日本を2-1で下し、首位をキープしています。日韓戦の結果も重なり、東アジアのライバル関係が色濃く反映された1日となりました。
火曜日は韓国と優勝を懸けた一戦
大会日程によると、中国は火曜日に韓国と対戦し、優勝を懸けた重要な試合に臨みます。現在首位の韓国と2位の中国が直接顔を合わせる構図となっており、事実上の決勝戦といえるカードです。
注目したいポイントとしては、
- ウズベキスタン戦と同様に、試合の入りから主導権を握れるか
- セットプレーやこぼれ球への反応など、細部の勝負強さを維持できるか
- 日本戦ドロー、ウズベキスタン戦終盤勝ち越しといった経験を、メンタル面の自信につなげられるか
といった点が挙げられます。
U16世代の国際大会がもたらすもの
CFA Team China Shenyang Peace Cup International Tournament 2025は、U16世代の選手たちにとって、国際ニュースとしても注目されるサッカーの国際大会です。中国、日本、韓国、ウズベキスタンといったアジアの強豪と対戦することで、若い選手たちは早い段階から異なるスタイルを体感し、自分たちの立ち位置を知る機会を得ています。
今回のように、先制しながら追いつかれ、最後に勝ち越すという展開は、メンタル面や試合運びの面で多くの学びをもたらします。中国U16にとって、火曜日の韓国戦はタイトル獲得のチャンスであると同時に、今後の成長につながる大きな試練ともいえます。
瀋陽で続くこの大会で、中国U16がどこまで自分たちのサッカーを貫けるのか。火曜日の一戦は、東アジアの将来を担う若い選手たちの現在地を映し出す試金石となりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








