ウィンブルドン混合ダブルスで張帥組が二度の優勝ペア撃破、準決勝進出
テニスの四大大会ウィンブルドン混合ダブルスで、中国の張帥とエルサルバドルのマルセロ・アレバロ組が、過去2度優勝している強豪ペアをストレートで破り、準決勝進出を決めました。この国際ニュースは、テニスファンだけでなく、スポーツを通じた国際的なつながりに関心のある読者にも注目されています。
日本語で読む国際スポーツニュースとして、結果だけでなく試合展開や背景も押さえておきましょう。
過去2度の覇者にストレート勝ち
現地時間の月曜日に行われたウィンブルドン選手権混合ダブルス準々決勝で、張帥(Zhang Shuai)/マルセロ・アレバロ(Marcelo Arevalo)組は、デジラエ・クラウチク(Desirae Krawczyk、米国)/ニール・スクプスキ(Neal Skupski、英国)組を7-5、7-6(7)で下しました。
クラウチク/スクプスキ組は2021年と2022年のウィンブルドン混合ダブルスを制した実績を持つペアで、昨年の全仏オープンでも準々決勝で張/アレバロ組を破っています。その相手をストレートで退けた今回の勝利は、張/アレバロ組にとって大きなリベンジとなりました。
第1セットは終盤のブレークで主導権
試合序盤は両ペアともサービスゲームを譲らない展開が続き、第11ゲームまで互いにキープを重ねました。しかし第12ゲームで張/アレバロ組が一気にギアを上げ、1ポイントも与えないラブゲームでブレークに成功。7-5で第1セットを先取しました。
ラブゲームとは、相手に1ポイントも取られずにゲームを取ることを指し、流れを大きく引き寄せる場面になりやすいプレーです。
第2セットはリードから追いつかれ、タイブレークへ
第2セットでも中国とエルサルバドルのペアは先にブレークに成功し、4-1とリードを広げます。二度のウィンブルドン優勝を誇るクラウチク/スクプスキ組もここから意地を見せ、的確なリターンとネットプレーで反撃し、ゲームカウントで追いつきました。
勝負はタイブレークにもつれ込み、終盤では張/アレバロ組が2度のマッチポイントを逃す苦しい場面もありましたが、最後は9-7で取り切り、ストレート勝ちでベスト4入りを決めました。
準決勝の相手と、混合ダブルスという戦い方
張/アレバロ組は、決勝進出をかけて現地時間の火曜日にジョー・ソールズベリー(Joe Salisbury)/ルイーザ・ステファニ(Luisa Stefani)組と対戦する予定です。
混合ダブルスは男女1人ずつがペアを組む種目で、ストロークの力強さとネットプレーの巧みさが交差するのが特徴です。サーブの順番や狙うコース、前後のポジションなど、戦術面での工夫がより重要になります。
今回の試合でも、両選手がバランスよく役割を分担し、サービスゲームを重ねて守りながら、勝負どころで一気に攻める姿勢が光りました。
なぜこの勝利が注目されるのか
今回のウィンブルドン混合ダブルス準々決勝での勝利が注目される理由として、次のようなポイントが挙げられます。
- ウィンブルドンを2度制した経験豊富なペアを破ったこと
- 昨年の全仏準々決勝で敗れた相手へのリベンジとなったこと
- 異なる国の選手が組んだペアが、連係を高めて強豪を打ち破ったこと
こうしたストーリー性が、スコア以上に試合の価値を高めています。国際ニュースとして見ても、スポーツが国境を越えて選手同士を結び付ける一例と言えるでしょう。
日本のファンが注目したい観戦ポイント
日本からこの試合やウィンブルドンの混合ダブルスをチェックするとき、次のような視点を持つと、ニュースやハイライト映像をより深く楽しめます。
- 流れが変わる瞬間に注目すること。第1セット終盤のブレークや、第2セットのタイブレークなど、わずかなミスや好プレーが試合全体の流れを左右します。
- マッチポイントを逃しても気持ちを切り替えるメンタルの強さ。今回の張/アレバロ組のように、プレッシャーのかかる場面で粘り強くプレーを続けられるかどうかが、勝敗を分けます。
- 異なる背景を持つ選手同士のコミュニケーション。国際的なペアがどのように話し合い、ジェスチャーや視線で連係を取っているかを見ると、チームスポーツとしてのテニスの側面が見えてきます。
準決勝で張/アレバロ組がどのようなプレーを見せるのか。二度のウィンブルドン覇者を倒した勢いをそのままに、決勝進出を懸けた戦いに注目が集まります。
Reference(s):
Zhang Shuai, Arevalo reach mixed doubles semifinals at Wimbledon
cgtn.com








