NBAサマーリーグで中国のヤン・ハンセンが鮮烈デビュー 10得点の衝撃
NBAサマーリーグの開幕戦で、中国出身の20歳ヤン・ハンセンが10得点・4リバウンド・5アシスト・1スティール・3ブロックと攻守で躍動し、ポートランド・トレイルブレイザーズの大勝に貢献しました。
NBAドラフト16位指名のヤン・ハンセンが初陣
2025年のNBAドラフトでポートランド・トレイルブレイザーズに全体16位で指名された中国出身の20歳、ヤン・ハンセンが、NBAサマーリーグの開幕戦で存在感あるデビューを飾りました。舞台はラスベガス、相手はゴールデンステイト・ウォリアーズ。試合は106−73とポートランドが快勝し、その中心にヤンのプレーがありました。
スタッツに表れたオールラウンドな貢献
この一戦でのヤンのスタッツは次のとおりです。
- 10得点
- 4リバウンド
- 5アシスト
- 1スティール
- 3ブロック
得点だけでなく、リバウンドや味方を生かすパス、さらに守備でのブロックまで「なんでもできる」タイプであることを示す内容となりました。数字以上に、試合全体の流れをコントロールした印象が強いデビュー戦です。
最初のインパクトはアシストから
ヤンの良さが最もはっきり表れたのが、ゲーム序盤のプレーメイクでした。試合開始直後、ヤンはまず鋭いバウンスパスでシディ・シソコにボールを通し、ポートランドの初得点を演出します。
続いて、今度はDJ・カートンへの絶妙なパスでレイアップをお膳立て。これらのプレーを軸に、トレイルブレイザーズは一気に15−2とリードを広げました。デビュー戦にもかかわらず、ボールをさばきながらチームオフェンスを組み立てる姿は、落ち着きとバスケットボールIQの高さを印象づけました。
自ら攻めるドライブと意外性の3ポイント
アシストだけでなく、自ら得点を取りに行く場面でもヤンは存在感を示しました。初得点は第2クオーター残り9分、アイザイア・モブリーを抜き去るドライブから、冷静なレイアップを決めたシーンでした。
さらに前半終盤には、意外性のある3ポイントシュートも披露します。バックボードに当てて決まったバンクショットのジャンパーで、スコアは46−34となり、ポートランドのリードは21点差に拡大。相手に流れを渡さない重要な一撃となりました。
3ブロックでゴール下を支配
ヤンの評価をさらに押し上げたのが守備面です。この試合で記録した3ブロックは、数字以上にゴール下での存在感を示すものになりました。相手のシュートコースに素早く反応し、タイミングよくショットを叩き落とすプレーは、ウォリアーズのインサイド陣にプレッシャーを与え続けました。
攻撃でリズムをつくり、守備では相手の得点源を封じる——一人の若手選手がここまで試合の両面に影響を与える姿は、チームにとっても心強い材料と言えます。
「未来の姿」を予感させるサマーリーグ開幕戦
NBAサマーリーグは、若手選手や新人が自分の実力と可能性をアピールする場として注目されています。その開幕戦で、これだけバランスの取れたパフォーマンスを見せたヤン・ハンセンは、早くもポートランドファンだけでなく、NBAファン全体の関心を集める存在になりつつあります。
ゲームメイク、ドライブ、外からのシュート、そしてブロックショット——ヤンが見せた「全部入り」のプレーは、今後の成長次第で、チームの核となる選手へと飛躍していく可能性を感じさせます。
これからどんな選手になっていくのか
今回のサマーリーグ開幕戦は、あくまでNBAキャリアの第一歩にすぎません。それでも、コートビジョンの良さと守備のインパクトを同時に示したことで、ポートランド・トレイルブレイザーズにとっては大きな希望となる試合でした。
ヤン・ハンセンが今後、どのように経験を積み、役割を広げていくのか。中国出身の若きルーキーが、NBAという世界最高峰の舞台でどこまで駆け上がるのかを注視していきたいところです。
Reference(s):
cgtn.com








