中国勢が4種目で決勝進出 BWF日本オープン最新結果
世界バドミントン連盟(BWF)日本オープン(東京)で、中国勢が5種目中4種目で決勝進出を決めました。男子ダブルスを除く全種目で中国選手がタイトルを争う構図となり、国際ニュースとしても注目されています。
中国勢、4種目で決勝進出 男子ダブルスのみ届かず
BWF日本オープンの準決勝は土曜日に行われ、中国勢は男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの4種目で決勝進出を果たしました。唯一、男子ダブルスのみ中国のペアが決勝に残りませんでした。
男子シングルスではシー・ユーチー(Shi Yuqi)選手が決勝へ。女子シングルスではワン・ジーユイ(Wang Zhiyi)選手が決勝に名を連ね、女子ダブルスと混合ダブルスでも中国ペアがタイトルを狙います。
男子シングルス シー・ユーチーが接戦を制し雪辱の舞台へ
中国の男子シングルスエース、シー・ユーチー選手は、フランスのクリスト・ポポフ(Christo Popov)選手を下し、決勝進出を決めました。
第1ゲームは21対12と主導権を握り、第2ゲームは相手のゲームポイントを3本しのいだ末に28対26で競り勝つ内容でした。
シー選手は今季、消化器系の問題に悩まされるなど状態に波があったものの、今大会では第1、第2シードが早期敗退する中で、残る男子選手の中で最上位ランクの存在として意地を見せています。
決勝の相手は、フランスのアレックス・ラニエ(Alex Lanier)選手です。ラニエ選手は昨年の日本オープン準決勝でシー選手を破り、自身初のBWFワールドツアー・スーパー750カテゴリー制覇を成し遂げています。シー選手にとっては、昨年の雪辱をかけた一戦となります。
女子シングルス アン・セヨンとワン・ジーユイが頂上決戦
女子シングルス決勝は、第1シードと第2シードによる世界トップ同士の対決となります。
世界ランキング1位のアン・セヨン(An Se-young)選手(韓国)は、リコ・グンジ(Riko Gunji)選手(日本)との準決勝を21対12、21対10のストレートで制し、今季6つ目のタイトル獲得へ前進しました。
決勝では、第2シードのワン・ジーユイ選手(中国)と対戦します。ワン選手は、日本のアカネ・ヤマグチ(Akane Yamaguchi)選手との準決勝を21対15、21対18で制し、中国勢として女子シングルス決勝に駒を進めました。
女子ダブルス 中国ペア同士の対決を制したリウ/タン組
女子ダブルス準決勝は中国勢同士の対戦となり、リウ・ションシュ(Liu Shengshu)/タン・ニン(Tan Ning)組が、チャン・シュシエン(Zhang Shuxian)/ジェン・ユー(Zheng Yu)組を21対7、21対16のストレートで下しました。
リウ/タン組はこの勝利で決勝進出を決め、マレーシアのパーリー・タン(Pearly Tan)/ティナー・ムラリタラン(Thinaah Muralitharan)組とタイトルを争います。中国の新世代ペアが、東南アジアの実力ペアにどこまで自分たちのプレーを押しつけられるかが見どころです。
混合ダブルス ジャン・ジェンバン/ウェイ・ヤシン組も決勝へ
混合ダブルスでは、中国のジャン・ジェンバン(Jiang Zhenbang)/ウェイ・ヤシン(Wei Yaxin)組が存在感を示しました。マレーシアのチェン・タンジー(Chen Tang Jie)/トー・イーウェイ(Toh Ee Wei)組を21対12、21対16で退け、危なげなく決勝進出を決めています。
決勝の相手は、タイのデチャポル・プアバラヌクロ(Dechapol Puavaranukroh)/スピッサラ・パエウサンプラン(Supissara Paewsampran)組です。サービスやネット前の主導権争いが、勝敗を左右する展開となりそうです。
男子ダブルス マレーシア対韓国の一騎打ちに
唯一、中国勢が決勝進出を逃したのが男子ダブルスです。男子ダブルスのタイトルは、マレーシアのゴー・スーフェイ(Goh Sze Fei)/ヌール・イズディン(Nur Izzuddin)組と、韓国のキム・ウォンホ(Kim Won-ho)/ソ・スンジェ(Seo Seung-jae)組の対戦で決まります。
中国勢の存在感とアジア勢の拮抗
今回のBWF日本オープンでは、中国勢がシングルスとダブルスを問わず高い存在感を示しました。男子シングルスのシー・ユーチー選手、女子シングルスのワン・ジーユイ選手、女子ダブルス、混合ダブルスと、4種目で中国の名前が決勝に並んでいます。
同時に、女子シングルスのアン・セヨン選手や、男子ダブルスで決勝に進んだマレーシア、韓国のペア、混合ダブルスで対戦するタイのペアなど、アジア各国・地域のレベルの高い競争も際立っています。
東京で行われている今大会は、今後の国際バドミントン勢力図を占う上でも注目の大会です。決勝でどのような名勝負が生まれ、中国勢がいくつのタイトルをつかむのか。結果とともに、選手たちのプレーから見える各国・地域の戦い方の違いにも目を向けたいところです。
Reference(s):
Chinese badminton players reach finals in four events at Japan Open
cgtn.com








