ワールドユニバーシティゲームズ:飛び込み女子3mで中国が1・2フィニッシュ
ドイツで開催中のワールドユニバーシティゲームズで、中国代表が女子3メートル飛び板飛び込みを制し、水泳や陸上でも存在感を示しました。国際舞台で躍動する学生アスリートたちの一日を振り返ります。
飛び込み女子3メートル:中国がワンツーフィニッシュ
女子3メートル飛び板飛び込みでは、中国代表の安定感と層の厚さが際立ちました。王惟穎(Wang Weiying)が序盤から首位を守り切り、合計344.25点で金メダルを獲得しました。
王惟穎は、すでに10メートル高飛び込みで銀メダル、シンクロ3メートル飛び板で金メダルを手にしており、今大会で3種目連続の表彰台となります。プレッシャーのかかる中でも崩れないメンタルと、ミスの少ない演技が勝利を引き寄せました。
チームメートの屈芷欣(Qu Zhixin)が25.70点差で続き、銀メダルを獲得。地元ドイツのレナ・ヘントシェル(Lena Hentschel)が銅メダルに入り、会場の観客を沸かせました。
水泳:女子4×200メートル自由形リレーは惜しくも銀
競泳では、中国女子4×200メートル自由形リレーが熱戦を繰り広げました。葛楚彤(Ge Chutong)、余莉岩(Yu Liyan)、劉淑涵(Liu Shuhan)、艾衍含(Ai Yanhan)の4人で臨んだレースは、フィニッシュタッチでは先着し、タイムは7分57秒91という力強い記録でした。
しかし、結果は銀メダルにとどまり、金メダルは米国チームが手にしました。わずかな差の中で順位が入れ替わる、国際大会らしいレベルの高いリレーとなりました。
個人種目でも存在感を示す中国勢
リレーでアンカーを務めた艾衍含は、女子200メートル自由形でも好調をキープしています。準決勝を全体3番目のタイムで通過し、決勝進出を決めました。
準決勝では第1組の6レーンに入り、米国のケイビン・ゴームセン(Cavin Gormsen)にタッチでわずかに及ばなかったものの、安定したレース運びで決勝に向けて弾みをつけています。
また、葛楚彤は女子200メートル個人メドレーの準決勝で7番手に入り、こちらも決勝進出を果たしました。自由形だけでなく、個人メドレーでも結果を残している点は、中国の育成の幅広さを感じさせます。
- 女子4×200メートル自由形リレー:中国が銀メダル(7分57秒91)
- 女子200メートル自由形:艾衍含が全体3番目で決勝へ
- 女子200メートル個人メドレー:葛楚彤が全体7番目で決勝へ
陸上女子1万メートル:スロベニアのルカンが大会新記録
陸上競技では、女子1万メートル決勝でスロベニアのクララ・ルカン(Klara Lukan)が圧巻の走りを見せました。記録は31分25秒84で、大会新記録となるタイムです。
中国からは馬秀珍(Ma Xiuzhen)と李英翠(Li Yingcui)の2選手が出場し、馬秀珍は12位でフィニッシュしました。李英翠の記録は失格扱いとなっています。
女子1万メートルで大会新記録が生まれたことは、今大会の競技レベルの高さと、学生世代の長距離ランナーの成長を印象づける結果といえます。
学生スポーツが映し出す「今」の国際競争
今回のワールドユニバーシティゲームズでは、飛び込みでの中国の強さ、水泳での接戦、陸上での大会新記録と、競技ごとに主役が入れ替わる一日となりました。
- 飛び込みでは中国が技術と安定感を証明
- 水泳では中国と米国がリレーで激しいメダル争い
- 陸上ではヨーロッパ勢が長距離で存在感
大学世代の国際大会は、将来のオリンピックや世界選手権を担う選手たちの「現在地」を知る場でもあります。中国代表の活躍はもちろん、各国・各地域の選手がどの種目で頭角を現しているのかを見ておくことで、今後の国際スポーツの流れもより立体的に理解できるでしょう。
今後も大会を通じて、飛び込み、水泳、陸上など多くの競技で、若いアスリートたちがどのような記録やドラマを見せてくれるのか注目が集まりそうです。
Reference(s):
China dominate women's 3-meter springboard at World University Games
cgtn.com








