女子バレー国際ニュース:中国、ポーランドに逆転負けで4強逃す
女子バレーボールの国際大会 FIVB ネーションズリーグで、中国女子代表がポーランドにフルセットの末 2−3 で敗れ、準決勝進出の望みが絶たれました。試合を通してリードを奪いながらも追い付かれ、最後に逆転を許した内容は、中国にとって痛恨の一戦となりました。
試合の流れ:中国が主導も、ポーランドが粘りの逆転
水曜日に行われたこの試合は、中国が立ち上がりから主導権を握りました。第1セットではテンポ良く攻撃を展開し、ポーランドに二度のタイムアウトを強いるなど、一方的な展開で 25−17 と先取しました。
しかし第2セットになると流れが一変します。中盤にかけて中国の集中力が揺らぎ、ミスも重なったことでポーランドに主導権を渡してしまいます。このセットは 20−25 で落とし、セットカウントは 1−1 のタイに戻りました。
第3、第4セットはまさにシーソーゲームでした。互いに一歩も譲らない展開の中、第3セットは中国が 25−19 で取り返すと、第4セットはポーランドが同じく 25−19 で奪い返し、勝負は最終第5セットへともつれ込みます。
決着の第5セットでも、中国は先にリードを奪いましたが、勝負どころで若さと経験の差が出ました。終盤に痛い連続失点を喫し、ポーランドにマッチポイントを三つ与える展開に。最後はコートに突き刺さるスパイクを決められ、ポーランドが大逆転勝利を収めました。
北京ラウンドに続く悔しさ「ポーランドの壁」
今回の敗戦がより重く感じられるのは、今大会の別ラウンドでの結果も背景にあります。北京で行われたネーションズリーグのラウンドでも、中国は同じポーランドに 1−3 で敗れていました。
ホームでの悔しい黒星に続き、中立地ではなく開催国ポーランドを相手に、再び勝利を目前にしながら逆転負けを喫した形です。中国にとって、ポーランドは今大会を通じて乗り越えられなかった大きな壁となったと言えます。
趙勇監督「結果は本当に残念」 経験の差を痛感
試合後、中国の趙勇監督は選手たちの戦う姿勢を評価しつつも、勝負どころの対応に課題が残ったと率直に語りました。
趙監督は、結果について「本当に残念だ」としたうえで、特に重要な局面のつかみ方や、試合の流れをどうマネジメントするかという点で、より経験豊富な相手に上回られたと振り返りました。
内容としては決して一方的ではなく、中国が試合をコントロールしていた時間帯も長くありました。それでも勝利につなげられなかったことが、チームにとって大きな学びとなりそうです。
見えてきた課題:リードを勝利につなげる力
今回のネーションズリーグのポーランド戦からは、中国女子代表の現在地と今後の課題がいくつか浮かび上がります。
- リードしている展開で、落ち着いて試合を締め切る力
- 相手の戦術修正に対する、コート内での柔軟な対応
- 終盤のプレッシャー下でも精度を落とさないメンタルの強さ
特に、最終セットでの連続失点は、スキルだけでなくメンタル面や試合運びの経験が結果を左右することを象徴していました。
ネーションズリーグの経験をどう次につなげるか
今回の敗戦により、中国は今大会の準決勝進出を逃しましたが、世界の強豪と渡り合った経験は、今後の国際大会に向けた重要な財産になります。
試合の中で見せた主導権を握る時間帯や、若い選手たちの積極的なプレーは、チームの伸びしろを感じさせるものでした。課題として浮かんだ終盤のマネジメントをどう改善していくかが、次のステージに進む鍵となりそうです。
国際ニュースとしてのバレーボールの一戦は、中国にとっては悔しさの残る結果となりましたが、ファンにとっては今後の成長を見守るきっかけとなる試合でもありました。ネーションズリーグでのこの経験が、次の大会でどのように生かされていくのかが注目されます。
Reference(s):
China fall short against Poland in thrilling FIVB Nations League clash
cgtn.com








