テニス国際ニュース:ブユンチャオコテがカナディアンOPで初勝利
カナダ・トロントで行われているテニスのカナディアン・オープン男子シングルスで、中国の23歳、ブユンチャオコテ選手がビト・コプリバ選手(チェコ)を破り、この大会でのキャリア初勝利をつかみました。
カナディアン・オープンでのキャリア初白星
試合は男子シングルス1回戦。ブユンチャオコテ選手は、ビト・コプリバ選手を7-6(7-4)、6-2のストレートで下し、カナディアン・オープンでの初勝利を記録しました。
第1セットは出だしから互いにブレークを奪い合う展開となり、最初の2ゲームでブレークを交換。その後も拮抗したままタイブレークにもつれ込みましたが、ブユンチャオコテ選手が7-4で取り切り、先に1セットを奪いました。
第2セットは攻撃的テニスで主導権
第2セットに入ると、ブユンチャオコテ選手はより鋭い攻撃で主導権を握ります。リターンゲームで2度のブレークに成功し、6-2でセットを連取。危なげない内容で勝負を決めました。
試合のポイントを整理すると、次のようになります。
- 大会:カナディアン・オープン(トロント)男子シングルス1回戦
- 勝者:ブユンチャオコテ(中国、23歳)
- スコア:7-6(7-4)、6-2
- 相手:ビト・コプリバ(チェコ)
- 内容:第1セットはタイブレークの接戦、第2セットは2度のブレークで主導
タイブレーク苦手意識をどう乗り越えたか
ブユンチャオコテ選手は今季、ここまで合計20回のタイブレークを戦い、そのうち16回も落としてきたといいます。数字だけを見ると、タイブレークを苦手とする選手という印象を受けますが、この日の第1セットではその課題を感じさせない冷静なプレーでタイブレークを制しました。
その背景には、メンタル面での意識の変化があったようです。ブユンチャオコテ選手によると、中国のベテラン選手・張帥(チャン・シュアイ)選手のコーチである劉碩(リウ・シュオ)氏から、タイブレークに関して印象的な言葉をかけられたといいます。
劉コーチはブユンチャオコテ選手に、タイブレークでの敗戦は「問題点を見つけるためのいちばん良い負け方」だと伝えたとされています。ブユンチャオコテ選手は、 「すべてを出し切ったうえで負けるからこそ、どこを改善すべきかが見えてくる。その言葉が自分に力を与えてくれた」 といった趣旨の考えを明かし、タイブレークを恐れずに向き合う姿勢を示しました。
今季多くのタイブレークに敗れながらも、「負けから課題を拾い上げる」という姿勢を保ってきたことが、この日の接戦をものにする要因となったといえそうです。
次戦は第28シードのソネゴと対戦へ
ブユンチャオコテ選手は、次のラウンドでイタリアの第28シード、ロレンツォ・ソネゴ選手と対戦する予定です。ランキングや実績で上回るシード選手との対戦となりますが、カナディアン・オープンでの初勝利とタイブレークを制した自信は、大きな後押しとなるでしょう。
キャリア初のカナディアン・オープン勝利をきっかけに、ブユンチャオコテ選手がどこまで勝ち上がるのか。今後の試合にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
Buyunchaokete of China grabs career first win at Canadian Open
cgtn.com








