女子全英オープン初日、日本勢が首位独占 TakedaとOkayamaがリード
女子ゴルフの今季最終メジャー「Women's Open Championship(女子全英オープン)」初日で、日本勢がリーダーボード上位を席巻しました。リオ・タケダ(Rio Takeda)とエリ・オカヤマ(Eri Okayama)が5アンダー67で首位タイに立ち、ミユ・ヤマシタ(Miyu Yamashita)も1打差と、日本人選手がトップ3を独占しています。
今日のポイント
- リオ・タケダとエリ・オカヤマが5アンダーで首位タイ
- ミユ・ヤマシタが4アンダーで単独3位につけ、日本勢がトップ3を独占
- 風が強い難コンディションの中でも、出場選手の約半数がパー以上をキープ
- 地元期待の新星ロッティ・ウォード(Lottie Woad)はイーブンパー72でまずまずのスタート
日本勢がトップ3独占 TakedaとOkayamaが首位タイ発進
大会初日、舞台となったロイヤル・ポースコールのコースは風が強く、スコアを伸ばしづらいコンディションでした。その中で、リオ・タケダとエリ・オカヤマがともに5アンダー67をマークし、首位タイに立ちました。
上位3人を日本勢が占める展開となり、4アンダー68のミユ・ヤマシタが単独3位。さらに日本人選手3人がトップ12に入り、国際大会のリーダーボードで日本勢の存在感が際立つ一日となりました。
ダブルボギーからの猛チャージ Takedaの67
リオ・タケダは、今季の米女子ツアー(LPGAツアー)で優勝を経験している20人の一人です。初日は前半のパー5・9番ホールでダブルボギーを叩き、一時は出遅れたかに見えました。
しかし後半に入ると流れが一変。残り7ホールで4つのバーディーを奪い、トータル5アンダーまで一気にスコアを戻しました。ミスを引きずらず、すぐに立て直して巻き返すメンタルの強さは、シーズン中に優勝を経験した選手ならではと言えそうです。
日本ツアーから世界へ Okayamaが技ありのバーディー
エリ・オカヤマは、日本の女子ツアー(日本LPGAツアー)を主戦場とする選手です。初日は安定したショットでスコアを積み重ね、終盤の17番ホールで見せ場を作りました。
フェアウェイからのメタルクラブ(フェアウェイウッド)でのショットをピンそば約12フィートにつけ、この日最後のバーディーを奪取。この一打で単独首位ではなく、首位タイながらもリーダーボード最上段に名前を残すことに成功しました。
山下も1打差 日本女子ゴルフの層の厚さ
ミユ・ヤマシタは4アンダー68でラウンドし、首位と1打差の単独3位。風の強いリンクス特有の条件の中で、ボギーを最小限に抑えながら、着実にバーディーを積み上げました。
さらに、ほかの日本人選手3人もトップ12以内に入りました。難コースでこれだけ多くの日本勢が上位に名を連ねるのは、単なる「好調」以上に、日本女子ゴルフ全体のレベルの底上げを感じさせる結果です。
地元期待の新星 Lottie Woad イーブンパーで踏みとどまる
一方、注目を集めていたのが、地元の若手スター、ロッティ・ウォードです。ウォードは今月のスタート時点で女子アマチュアゴルフ世界ランキングの1位に立っていました。
今季は、女子欧州ツアー(LET)で優勝し、メジャー大会の一つであるエビアン選手権ではプレーオフに1打届かない惜しい戦いを演じました。その後、プロデビュー戦となった女子スコティッシュオープンで、いきなり優勝を飾っています。
こうした実績から、今大会の開幕前には最終メジャーの「本命視」もされていたウォード。初日はパー5の最終18番ホールでバーディーを奪い、スコアをイーブンパー72に戻してホールアウトしました。ビッグスコアではありませんが、難コンディションの中で優勝争いに残る現実的なスタートと言えます。
風と戦う最終メジャー 2日目以降の焦点
風が強いロイヤル・ポースコールでは、リンクス特有の低い球筋や、風向きを読んだコースマネジメントがスコアを大きく左右します。初日に大きく伸ばせなかった選手でも、2日目以降の天候次第で十分巻き返しは可能です。
一方で、首位発進となった日本勢にとっては、ここからが真価を問われる展開になります。特に、ミスを最小限に抑え、風の中でも攻めと守りのバランスを取れるかがカギとなります。
なぜこの「日本勢の快進撃」が重要なのか
今回の女子全英オープン初日の結果は、日本のゴルフファンだけでなく、国際スポーツニュースとしても意味のある出来事です。
- 今季のLPGAツアー優勝者の一人であるTakedaが、メジャー舞台でもリーダーの一角を担っていること
- 日本ツアー組のOkayamaも世界のトップ選手と互角以上に戦っていること
- 複数の日本人選手が同時に上位争いに加わっていること
これらは、日本女子ゴルフが「一人のスター頼み」ではなく、複数の選手が世界レベルで競い合える時代に入っていることを示しています。
20〜40代のデジタルネイティブなファンにとっても、メジャー大会で日本勢がリーダーボードを賑わせる展開は、SNSで共有したくなるトピックではないでしょうか。大会はまだ始まったばかりですが、このまま最終日まで日本人選手が優勝争いに残れば、今季の女子ゴルフシーンを象徴する出来事の一つになりそうです。
これから観る人への視点
今大会をこれからチェックしたい方は、次のポイントに注目すると、より楽しめます。
- Takedaが再び「爆発的なバーディーラッシュ」を見せるか
- Okayamaが安定感を維持し、世界のメジャーで最後まで戦い抜けるか
- Yamashitaが静かにスコアを伸ばし、上位に食い込む展開になるか
- ウォードが地元の声援を追い風に、本命視に応える巻き返しを見せるか
スコアだけでなく、「風との戦い」「1ホールごとの判断」など、プロならではの駆け引きを意識して見ると、女子全英オープンという国際舞台の奥行きが、より立体的に見えてきます。
Reference(s):
Takeda and Okayama lead Japanese surge at Women's Open Championship
cgtn.com








