FIBAアジアカップ開幕戦:中国が開催国サウジに93-88勝利
2025年FIBAアジアカップ開幕戦で、中国男子バスケットボール代表が開催国サウジアラビアを93-88で破り、グループC初戦を白星でスタートしました。
アウェーの熱気に包まれたジッダでの一戦は、中国が記録上16度の優勝を誇る強豪として、今大会の行方を占ううえでも注目のカードとなりました。
最大15点リードからの接戦、スコアは93-88
グループCの初戦となったこの試合で、中国は立ち上がりから主導権を握り、一時は15点差をつける展開となりました。
しかし後半に入ると流れが揺れ動き、中国はサウジアラビアの追い上げを受けてリードを徐々に縮められます。試合終盤には点差が一桁にまで迫られましたが、それでも最後まで落ち着いてゲームを締め、最終スコアは93-88。5点差で中国が勝利を収めました。
キープレーヤー:Hu Jinqiu と Zhao Rui の活躍
この試合でチーム最多の20得点を挙げたのが、Hu Jinqiu選手でした。プレッシャーのかかる場面でも得点源として存在感を発揮しました。
Zhao Rui選手も、19得点に加えて4リバウンド、6アシストというオールラウンドなスタッツを記録。スコアリングだけでなく、ゲームメイクとリバウンドでもチームを支え、開催国の粘りを振り切るうえで重要な役割を果たしました。
- Hu Jinqiu:20得点(チーム最多)
- Zhao Rui:19得点・4リバウンド・6アシスト
- チームとしては最大15点リードを築きながら、最終的な点差は5点に
Guo Shiqiang監督「開幕戦ならではの難しさ」
中国を率いるGuo Shiqiang監督は、試合後のコメントで開幕戦の難しさとチームの集中力を強調しました。
監督は、開催国との対戦となったこの一戦について、長い時間をかけて準備してきたとしたうえで、選手たちが40分間にわたりゲームプランをやり切ったことに満足感を示しています。敵地の雰囲気の中で、集中力を切らさず自分たちのバスケットボールを貫いた点を評価した形です。
Hu Jinqiu「プレッシャー下での対応が課題」
チーム最多得点を挙げたHu Jinqiu選手も、内容には満足しつつ、さらなる改善の必要性を口にしました。
Hu選手は、点差の状況にかかわらずタフさと決意を持って戦い続けたと振り返りました。その一方で、サウジアラビアが試合を通じて大きなプレッシャーをかけてきたことに触れ、会場の雰囲気に素早く慣れ、自分たちの強みをより効果的に生かしていくことが今後の課題だとしています。
アジアの強豪としての立ち位置と今後
記録上16度の優勝を誇る中国代表にとって、この勝利は「勝って当然」とも見られがちな一戦でしたが、開催国相手に簡単な試合はありませんでした。最大15点差から最終的に5点差まで詰め寄られた展開は、アジア全体の競争力が高まっていることも示しています。
グループCでは、中国は次にインドと対戦する日程となっています。初戦で浮かび上がった終盤の試合運びやプレッシャーへの対応をどう修正してくるのかが、今後の試合を見るうえでのポイントになりそうです。
FIBAアジアカップは、アジアバスケットボールの勢力図を映し出す大会です。中国のような強豪が開催国との接戦をどう乗り切るのかは、今後の国際大会を占う意味でも、日本を含むアジアのバスケファンにとって注目すべきポイントだと言えるでしょう。
Reference(s):
China beat tournament hosts Saudi Arabia 93-88 in FIBA Asia Cup opener
cgtn.com








